2008年12月18日(木) |
『かけひきは、恋のはじまり』 |
アメリカン・フットボールのプロリーグが誕生したばかりの1925年。 プロチーム“ダルース・ブルドッグス”の中年キャプテン・ドッジ(ジョージ・クルーニー)は、人気のない解散寸前のチームをなんとか盛り上げようと必死になっていた。 目をつけたのは、プロリーグとは対照的に、華やかなカレッジ・リーグ。 大学生のスター選手カーターをチームに引き込み、彼の人気にあやかろうと考えた彼は、一路シカゴへ向かう。 一方、敏腕女性記者レクシー(レニー・ゼルウィガー)はカーターの黒い噂を暴くため、密着取材を始める。
オデッセイのCMの「ただ車を降りて歩いているだけでカッコイイ」ジョージ・クルーニーとは違って、今作は、中年のアメフト選手。 4月に見た『フィクサー』のレポでは、「ジョージ・クルーニーは、キザっぽい2枚目の役より、私はこうゆう地味な役の方が好き」と書いたけど、アメフトのシーンが意外に多くて、泥んこまみれで走っている姿は新鮮で楽しかったなぁ。 何をやっても「さまになる」男なんだろうなぁ〜。
レニー・ゼルウィガー。。。1969年生まれ39歳。 顔のたるみ&首の皺を見て、なんともショックというかビックリ…。 私も近い将来、こんなにたるむのかと怖くなって、スクリーンを見ながら、思わず頬を上げてしまいましたよ(苦笑)本当に。 ただ、役柄としては、こうゆう気の強い生意気な役がとっても似合いますね。 どんなに生意気でも、高飛車な感じにならないところのが彼女が演じる上手さだと思います。 1920年代に果たして、こんな女性がいたのかどうかは分かりませんが、勇敢さは、劇中のどの男性よりもかっこよかったです。
1920年代に比べたら、現代は遥かに豊かになっているけれど、この年代独特のアナログ感というかクラシック感が、上質に感じられて不思議な魅力の作品でした。
もっと、ラブストーリーが前面に出ている内容かと思っていたけれど、アメフトに絡む話の方がメインで面白かったです。
そして、久し振りに見たジョナサン・プライスがおじいちゃんになっちゃったなぁと、ちょっと感慨深かったです。 彼は、歌う役が見たいなぁ〜。
♪BGM♪〜『BEST CLASSICS 100』
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『ワールド・オブ・ライズ』
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