アメリカ西海岸ラスベガス。 凄腕のプロポーカープレイヤーのハック(エリック・バナ)は、歌手になる夢を追いかけてラスベガスにやって来たビリー(ドリュー・バリモア)に出会う。 互いに惹かれ合う2人だったが、素直で裏表のないビリーと、相手の裏ばかり読んできたハックは正反対で、すれ違いが続く。 やがて、ハックはポーカー世界大会に出場する決意をする。 そこで戦わなければならないのは、かつて自分と母を捨てた父親で、伝説的なポーカープレイヤーのLC・チーバー(ロバート・デュヴァル)だった。。。
相方と休日が重なったので、何の予備知識もなく、突発的に見に行ってきました。 ほとんど話題になってない作品だと思ったら、たったの2週間で終了してしまったのね…そりゃ、見た人も少ないわけだな…そんな地味な作品。
ベガスの煌びやかな景色と、ギャンブルを扱ったストーリーのわりには、確かに地味といえば地味です。
当初、ポーカー=カジノの不正を描いたストーリーかなぁと思っていたら、そうゆう展開ではなく、中心となっているのは、チーバー父息子の話。 けっこう淡々とポーカーやってるシーンが続きます。 一応、ハックとビリーのラブストーリーもあるけれど、それは「おまけ」的な雰囲気で、人間ドラマっていう感じでした。
「職業:ギャンブル」の、いい加減な男をエリック・バナが好演。 “ポーカー・フェイス”というくらいだから、劇中の多くを占めるポーカーのシーンでは、あまり感情を出さず、難しい役を上手に演じていたと思います。 ずっと着ていた革ジャン姿もかっこよかった。
そして、父親役のロバート・デュヴァルも「2度の世界チャンピオン」の貫禄バッチリで存在感あったなぁ。
ポーカー自体もさほど詳しくないし、あんな大きな世界大会があるなんてもちろん知らなかったので、本物のポーカー選手(?)を登場させた世界大会のシーンは、なかなか興味深かったです。
♪BGM♪〜『ジーザス・クライスト=スーパースター』サントラ <<昨日は2007年 上半期トップ3
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『今宵、フィッツジェラルド劇場で』 『傷だらけの男たち』
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