2007年05月09日(水) |
『ラブソングができるまで』 |
80年代に爆発的な人気を博した5人組バンド、“PoP”のメンバーだったアレックス(ヒュー・グラント)。 しかし、解散後に発売したソロアルバムが泣かず飛ばずで、今では、過去のスターとなっていた。 ある日、若者に絶大な人気を誇るシンガー、コーラ・コーマンがアレックスのファンという繋がりから、彼に曲の依頼が入る。 またとない復活のチャンスだが、曲を書くのは10年ぶりで、作詞が出来ない。 そんな時、自宅の植木係りとして雇ったソフィー(ドリュー・バリモア)に作詞の才能があることに気が付く。。。
1975年生まれの私は、80年代は小学生を過ごした時間。 当時、洋楽に触れる機会はなかったけど、この映画を見ながら、「あ〜、80年代の匂いプンプンの音楽」と、(リアルタイムでは感じられなかったけど)不思議と懐かしさを感じました。
冒頭の“PoP”のプロモーションビデオの映像で、80%ぐらい満足しちゃった感じ。 ミュージックシーンと寸劇(?)シーンを織り交ぜたPVは、もっすごいお約束な展開で進んでいくんだけど、これが本当にハマりました。 冒頭とラストで2回も見れて嬉しい! 私よりも少し年上で、当時、洋楽を聞いていた人が見たら、これは涙モノでしょう!
先日の『ホリディ』同じく、“ラブコメ”というほどにコメディ要素はそんなに強くないけど、“あの人は今”状態になったアレックスが真剣に曲作りに励んでいく様子は、なかなか感動させられ、心地よい気分になりました。
ソフィーの過去がイマイチ支離滅裂なのが難点だったけど、終始、明るい雰囲気のソフィーをドリューが可愛く演じていたので、まぁまぁかな。
今作の中で1番メインとなる曲:『愛に戻る道』よりも、“PoP”の『恋は突然』、『ミーニングレス・キッス』、『僕と踊って』が超気に入って、サントラも購入してしまった私…。
サントラのライナーノーツに、「80年代の曲をバカにすればする程に、耳に残って離れない」という事が書いてあったけど、ホント、そのとおり♪
本編よりも“PoP”のPVのDVDが欲しいです(笑)。
♪BGM♪〜『ラブソングができるまで』サントラ(本日購入) <<昨日は 『不都合な真実』+4月の読書まとめ
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『クィーン』
|