####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2006年06月01日(木) 『デイジー』

オランダで骨董店を営む祖父と暮らす画家の卵ヘヨン(チョン・ジヒョン)。
彼女のもとに、頻繁に届けられるデイジーの花。
それは夏に訪れた郊外での忘れ難くも美しい夏の日の記憶を甦らせるものだった。名前も姿も知らない送り主こそ運命の恋人だと信じるヘヨンは、肖像画の客として花を持って現れたジョンウ(イ・ソンジェ)に心惹かれるようになる。
そんなヘヨンの毎日を人知れず見守り続ける男パクウィ(チョン・ウソン)。
花を育てクラシック音楽を愛するその男は暗殺のプロだった。。。

ほどよくロマンティックで切なく、そして救いようのない話の展開・・・これだけとるとカナリ私好みの内容なんだけど…うーん、残念…物足りない…。

いつも御世話になっているリネさんが、「この監督さんは、悪人と善人の対比が上手い」と言っていたけど、おっしゃるとおり、確かに善人:ジョンウと悪人:パクウィを対比させ、三角関係の恋愛模様を取り入れているところなど、そのモチーフは凄くそそられる内容だと思う。

でも、2人の男性の描き方があまりにも表面的すぎ。
刑事であるジョンウは、もっとスリリングで重みがある人物像で良いと思うし、暗殺者のパクウィにいたっては、「そもそも、あなたナゼ暗殺者?」ってくらいイキナリすぎる人物像。

ジョンウとパクウィのキャラクターを、もっともっと深く描いていたら、もっともっと切なさが伝わってくると思うのになぁ…。

私はどちらかというと、刑事のジョンウに肩入れして見ていたけど、途中からなんとなーく尻切れトンボ。
じゃ、(ジョンウと入れ替わるように)重点的になってきたパクウィに肩入れしようと思っても、彼の全てが「突然」「イキナリ」のオンパレード。
2人が車に乗って話をするシーンなんて、あの場面だけをとると凄く良かったのに、凄くもったいない使い方に思えました。

思うに、チョン・ジヒョンの役を中心にするなら、男が2人もいらん。
男2人の話を中心にメインにするなら、チョン・ジヒョンはいらん。

メインは3人必要、それでもって三角関係にしたい、愛と切なさ、そして殺しも入れたいって…いくらなんでも136分で描くには限界があるよぉー。

オランダの自然風景やアムステルダムの街並みは美しい。
加減された銃声の使い方(演出)が凄く上手。
主演3人も素晴らしい。
クラシック音楽の使い方も上手い。
ストーリーのモチーフも申し分ない。
悲恋。
死。
私個人的には“超おはこ”モノ。
ここまで揃ってるのに(本来なら文句なし大絶賛のはずなのに)、残念ながら私には全くもって物足りない作品でした…。

ただ、チョン・ジヒョンちゃんは久々にとっても魅力的だったねー。
『イルマーレ』の魅力が再来って感じだった。
あの頃より随分垢抜けた分、美しさにも磨きがかかって本当に綺麗。
世間的に大ヒットした『猟奇的〜』や『僕の彼女を〜』の彼女は、私はあまり好きじゃなかったので、今作は私好みで満足でした。
演技面でも、素晴らしかったと思う(特に後半)。

あと、思わず「おお!」と口走りそうになったスクリーンの縦割り3ショット映像が凄く良かった!
めっちゃ効果的でしたね。
(この辺は、アンドリュー・ラウ監督センスあるなぁと思う)

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アルバイトの研修で7ヶ月ぶりに社会に出ました。

先日、「諸事情で本格的な職探しはチョット先になりそうだから、短期のバイトに行こうと思う」と書きましたが、もう早速研修が始まりです。

勤め人時代は、現場や取引先、お施主さん宅、法務局や銀行などなど、仕事上の外出も多く、1日に数回は必ず車に乗ってあちこち出かけてた私。
今、連日ずーっとパソコンの前にしばられている為、体が固まりそう〜。
家に帰ってまでキーボード触りたくなくて、部屋でパソコンの前に座る時間が極端に減った!
その為、普段ならメールするような(緊急性のない)用件を、(パソコン触らないから)電話をかけると、友人達は「急に電話くるから何かあったかと思った」と口を揃えて言う。
もぉ〜、たまには電話したっていいじゃなーいっ!
私から突然電話がかかってきてもビックリしないでください(笑)。

♪BGM〜『Billy Elliot The Musical』by:Original Cast Recording

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)


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書き手: みぃ♪
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