療養生活を送る老婦人(ジーナ・ローランズ)の元に、足繁く通う老人(ジェームズ・ガーナー)が、ある物語を読み聞かせる。 その物語は、1940年の夏のこと。 南部の小さな町でのお話。 休暇を過ごしに都会からやって来た17歳のアリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出逢い、恋に落ちる。 しかし、両親に反対され、アリーは都会へ帰ることになる。。。
回想系の話は、総じて涙がつきものだけど、この作品も観客の泣かせるツボを掴むのが上手な映画でした。 決して、はじめに「泣かせる」ありき的な作品ではないけれど、中盤以降は涙がポロポロ流れる時が多かったなぁ。
こうゆう恋愛は、究極の理想なのかもしれませんね。 だからといって、他のパターンが不幸せってわけじゃなし、この理想的な恋愛も幸せかどうかなんて分かりません。 「人それぞれ」とか「本人にしか分からない」と言ってしまえばそれまでだけど、恋愛って結局はそうゆうものだし、それでいいんじゃないかなぁ…なんて私は思います。
主人公2人の恋の行方を見ていて、2人は結果的に幸せそうだったから、「こうゆう幸せの形もあるんだな」と思いながら見てました。
最近メディアでは、こぞって“純愛”ととりたてて、更に“純愛ブーム”など、自ら「ブーム」などとバカなこと言ってますが、恋や愛は、誰かに決められるもの(決めてもらうもの)じゃないよね…。
若い主人公2人は、良い演技してたように思いました。 1940年代ということで、今見ると、服装もとっても新鮮。 アリー役のレイチェル嬢は、どのお洋服も可愛く着こなしていてキュートでした。
アリーのママ(ジョアン・アレン)のエピソード部分は、グッとくるねー。 普段、映画は1人で見ることが多い私、、、今日は珍しく友達と一緒に見たんだけど、見終わった後、1番にここのシーンの会話になった。 ここは、みなさん印象に残るシーンだと思います。
あと、所々、『タイタニック』を思わせるような流れもあった。 身分違いの恋にはじまって、親の反対、恋人を呼びつけておいて侮辱するシーンなど、御覧になった方は、「『タイタニック』でも同じような場面あったな」と確実に思うはず〜(食事のシーンね)。
この映画、原題が『The Notebook』なんだけど、ラスト付近は、このタイトルの方が活きる感じでした。
♪BGM〜『Diamond15』by:Dreams Come True
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『Ray(レイ)』×2回 『ボーン・スプレマシー』
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