『ザ・ニュー・パブリック』誌は、アメリカ大統領専用機に唯一置かれている由緒正しいニュース雑誌。 その若き記者:スティーブン・グラス(ヘイデン・クリステンセン)は、難しい政治問題とは別のネタを書くのが得意だった。 ある日「ハッカー天国」という記事に、他社から捏造疑惑を問われる。。。
飽きるほど予告を見ていたのに、私、あんまりしっかり内容を把握していなかったみたいで…「へぇ〜、こうゆう内容の実話だったのね…」という感じでした。 逆に、この予備知識無し状態に近かったのが、結果的に良かったかも。 楽しく見れました。
嘘をつく時って、どんな時でしょうかねぇ? 自分を優位に立たせてみたい時? 良く見せようとしたい時? etc…何かしら「プラス」にしたい時が多いと思うんです。 主人公のスティーブンは、「嘘をつく」というより「罠にはまる」というか、人に嘘をつく事で、自分自身が罠にはまっていくようなタイプの人間。 病的なほどの虚言癖が、最初は「癖」だったのが、どんどんエスカレートしていって、物体の無い麻薬のような状態。 誰かを陥れる事だけが、「罠」じゃないと思うんだよね。
捏造事件を扱ってる内容だけど、その事件がどうのこうのというより、どちらかというと、スティーブン×人間関係をメインに扱っていて、編集長をはじめ、主人公を取り巻く人々が凄く良かった。 もちろん、スティーブンを演じたヘイデンは素晴らしく上手だったけど、編集長のピーター・サースガードがまた本当に良かった。
アメリカみたいにジャーナリズムやマスコミが発達している社会で、実際に(しかも、わりと最近に)、こんな事も起こりうるんだねぇ〜と思いました。
日本だったら、少し前の、遺跡発掘調査の前に自分で埋めていた捏造事件とか、サンゴ礁に自分でキズを付けたカメラマンとか、思い出しました。
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劇団四季『ライオンキング』 (@新名古屋ミュージカル劇場)
安い席が取れたので、1年振りかな…久々に見に行く。
周辺には、初見の人が多かったようで、名古屋弁のセリフに今日もどっかんどっかんウケていた。
初めて見る木下ナラは、♪シャドラウンドの高音が少しキツそうだったけれど、中低音はパワーあるし、ダンスも綺麗で、予想以上に良いナラだったなぁ。 なにより、2階の遠い席からでも目をキラキラ輝かせながら、演技しているのが見えて、とっても好感が持てた。
この演目は、子供が見ても楽しめる作品だと思うけど、子供が見るにしてはチョット上演時間が長い(大人の私でさえ、長いと感じる)。 案の定、ぐずる、じたばたする、しゃべる、泣き喚く、、、、、もぉぉぉ、今日もまたすぐ隣で乳幼児の泣き声被害にあってしまいました(泣)。 「自分の子は、泣かない」という自信があって連れてくるんだろうか? 「うちの子は」と過大評価してるんだろうか? 今日は、スタッフがすぐ駆けつけてきて、ソッコー出させたので、まだ良かったけど、ホント、冗談抜き、乳幼児マジやめて欲しい。
他所の土地に行くと、夏は「あっつー」冬は「さっむー」と感じるけど、今日の名古屋はあまり寒くなくて、磐田や浜松と変わりなかった。
♪BGM〜『DIAMOND15』by:Dreams Come True(本日購入)
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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
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