1967年の香港。 チャウ(トニー・レオン)は、近未来の小説を描いている。 タイトルは『2046』。 不思議な謎の場所を目指してミステリートレインに乗り込んだ男は、美しいアンドロイドに恋をする。 失われた愛を見つけるために旅した列車。。。
私としては、カナリ好みの映画でした。 『花様年華』中毒者といいますか、今まで見た映画の中でトップ3に入るといってもいいくらい大好きなので、チョット贔屓目に見てる面もありますけどね。
しっかし、これ、『花様年華』を見ていないと、全く効果が無いというか、魅力が半減(どころか80%減)するというか、意味が通じない映画だわ…。 レディースdayという事で、老いも若きも女の人が多く、私の隣はオバサン2人だったけど、ワケワカメな感想言って「スウィングガールズにすれば良かったね」と話していたし(笑)隣のカップルは飽きて寝ていたし。
劇中、何度も登場する「穴に秘密を吹き込んで蓋をする」というセリフやシーンが、重要なキーワードになっているんだけど、これは、あのラスト、、、アンコールワットの遺跡でのトニー・レオンの背中を見ていないと、全く意味をなさないのだ。 「は???何言ってんの?この人…」みたいな(笑)状況になってしまうんです。
という事で、作品の好き嫌い以前に、まず、チャウの心情・今までの出来事を知っているかいないかで、真っ二つに分かれる映画だと思いました。
トニー・レオンは、文句無しにカッコイイ♪ ステキー! 改めて惚れる☆
豪華な女優陣も綺麗でしたー☆ 久々に見たフェイ・ウォンは、大人っぽくなってグッと美しくなった感じ。 瞳が印象的な女優さん。
チャン・ツィイーが途中からナンノに見えてきたんだけど…私だけかしら? あ、ナンノって言っても今の若い人達にはもしかして通じない?(苦笑)南野陽子さんの事ですー。 役どころは、とっても切なくて好きでした。 この役は結構、気持ちが分かるかも。 彼女は色々なチャイナドレスを着ていたのに、ナゼかあまりドレスの印象がない。 『花様年華』の時、あれだけ圧倒的な印象を残したマギー・チャンのドレス姿だったのに、どうしてだろう…顔のアップとかが多くて、全身のショットが少なかったからかなぁ。 ま、彼女の場合、「あー、若いってそれだけでステキ」って感じだから、良いんですけどね。
コン・リーの存在感は凄かったです。 黒一色の衣装で、他の女優陣の姿と比べると一見地味なのに、絵になるわ。 こちらも役どころが切なくて好きでした。 彼女のエピソードを主軸にして、トニー・レオンのチャウと絡めても、1つの映画が出来そうな感じ。 ってか、この物語も見てみたい。
トニー・レオン×カリーナ・ラウ。 私生活で長年の恋人同士の2人ですが、この2人が一緒のシーンを見ると、「いくらプロとは言え、仕事でこうゆう風に向き合って演技するって凄いことだなぁ」と思う。 秘密の間柄ならともかく、この2人の場合、世間が知ってる仲だから、余計に凄いなぁと。 2人が一緒のシーンを見るのは、久々でした。
あ、あと1人忘れていました。 木村拓哉氏。 私は、普段、日本のテレビドラマを全く見ないので、実は、木村氏が演技をしているのを初めて見ました。 全く興味が無い芸能人なので、どうでもよく見ていたんですが、フェイ・ウォンと恋愛する日本人青年の役のところは、わりと良かったんじゃないかな? が、冒頭のナレーションが最悪、話にならないほど悪い。 椅子からずり落ちそうになりました。 この冒頭のシーンは、映像もセリフも、すっごい重要だったのにぃぃ…。 こりゃ、『ハウルの動く城』の吹き替えも想像つく気が…(笑)。
予告を見た時は、「SFちっく映画なのかなぁ」と思ってましたが、全然違います。 逆に、その近未来エピソードは、別に映像として無くても良かったんじゃないかなぁ?と個人的には思います。 チャウが小説を描いているだけで良かったような。 あと、ラブシーンが多すぎて、個人的にそれが困りました…。
新聞や雑誌、ネットの評などほとんど読まずに見たので、他の人がどうゆう感想を持つのか興味あります。 特に、いつもこのエンピツで御世話になっている、へつさんは、同じく『花様年華』大ファンな方なので、へつさんの感想が1番気になる〜。
トニー・レオンがチャン・ツィイーやフェイ・ウォンと食事していたレストラン、コン・リーとキスした道、ナット・キング・コールの歌など、『花様年華』を思い出させる場面が多く、すっごく見たくなってレンタル屋さんに行ったら、貸し出し中だったー(泣)。 仕方ないから、パンフレット読んでいます。
本来、「前作と比べてどうのこうの」言うのは、あまり好きではないんですが、思いっきりそうゆう感想になってしまった。。。 (しつこいけど、)だって、これは、絶対、『花様年華』を見ていないと分からないと思うもん。
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4月からネイルアートにはまっている私。 最初はシールを使っていたんだけど、テクニックのアップに伴ない、もぉシールなんぞでは満足できなくなって、ここ数ヶ月は、ラインストーン使い。 自分で言うのもなんなんですけど、これが相当に上手い(ホント、自分で言うなですけど(苦笑))。 職業や会社の規則的に、ネイルアートどころかマニュキアも御法度の人もいると思いますが、私は全くOKなので、普段、会社にもこの爪のまま行っています。
仕事で、切り貼りなどをする為、元々、手先の器用さには自信があったけど、自分でもここまで継続してはまるとは思ってもみなかった。
その力作を、PhotoGalleryに載せようとと思うのだけど、爪のアップ画像ってチョット怖いのよ(笑)。 上手に撮影できた時には是非、載せたいと思います。
結婚式やパーティなどなど、「ネイルアートやっていきたい!でもネイルサロンなんて行きたくない…」って方、わたくし、請け負いますよ(笑)。 1度、友達に「お願いだから受け取ってー」と、¥1000もらいましたが、¥500おつりした事あります(笑)。
♪BGM♪〜なし コンポが壊れて修理中(まだ修理中)
このコンポは、7年前、誕生日プレゼントに相方に買ってもらった物で、今まで家電メーカー製品しか使ってなかった私の、初めての音響メーカーの製品で(ONKYOのコンポ)当時、¥67,000もした物で、確か、¥10,000は自分で負担した記憶があり、使いやすくて音も良くて気に入っているコンポなので、買い替えじゃなくて、修理出してるしだいです。
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『笑の大学』
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