2004年09月29日(水) |
『スクール・ウォーズ HERO』 |
1974年。京都の伏見第一工業高校に、ラグビーの元日本代表:山上修治(照英)が体育教師として赴任してくる。 校長、直々に依頼されての赴任。 しかし、同校は、山上の想像を越えた荒廃ぶりで、激しい校内暴力の嵐だった。 不良の溜まり場となっていたラグビー部を立て直すために、監督になった山上。。。
自他共にラグビーオタクを認める私ですが、テレビの『スクールウォーズ』を知りません。 モデルとなった山口先生は知っているし、ここ近年の伏見工高の戦いは見ているけど、原型を知らないのだ。 ラグビー仲間に遅れをとること、9年、やっと原型を知りました。
時代背景が古いことに和をかけて、やってる事が非常にクサイ(良い言葉で言えば、熱い)ので、全体的に「わわぁ、時代遅れ…」的な雰囲気はプンプン漂ってきます。 しかし、その、何から何まで時代遅れの王道をいくような創りがかえって気持ちいいくらい。 こうゆう王道の方が今の世の中、ある意味、画期的なのかな〜(笑)。 気持ちよく感動できます! 熱くなれます! 涙します!
私が期待以上だったのが、ラグビーシーン。 思ったより満載で、しかも、かなり分かり易く基本に忠実なプレー運びしてるので、臨場感あって見ていて楽しかったです。 ラグビーを始めたばかりの人が見たら、ボール運びや、タックルされた後の倒れ方、ラックの入り方、モールの作り方など、とっても勉強になると思うようなシーンが多かった。
見る前、「照英は若すぎなんじゃない?」と思っていたけれど、それは自分が現在の山口先生の姿を見ているから(もう、おじさんだから)そう思うわけで、山口先生にも当然、若かりし時代はあったわけで、、、(苦笑)。 元々、「照英かっこいいな」って感じの印象を抱いていたけれど、演技も頑張っていたし、なにより教師役として良い雰囲気出してました。 ラガーシャツもブレザーもよく似合っていたなぁ。
感動&ボロ泣きで私としては満足だったのだけど、でも、これ一般の人が見たら「くっさーーーーーーーー」って思うんだろうな…。 って、そもそも、ラグビーの「ラ」の字も知らない人がわざわざ見に行くような映画とは思えませんが(笑)。 平日の昼間でお客さんは少なめ、私以外、全員、男の人でした。 みんな号泣してたよ。 私の斜め前の人なんて、嗚咽に近かったもん。
やっぱ、ラグビー最高だわ!
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先日の土曜日、ジュビロスタジアムにラグビーのトップリーグ「ヤマ発vs近鉄」を見に行って来ました。
相方、不在だった為、久々の1人観戦。 選手がボール持っただけで、「わー」「キャー」言うド素人のお嬢様たちに囲まれて見ていたら、、、「突発で来てしまいました!ゴール裏で見ています」と、近鉄ファンのラグビー友達からメールが入り、ハーフタイムに合流。 もう1人、近鉄ファンの仲間と合流し、後半から3人で濃いぃ観戦。
友達は、川口市の人で、お仕事終わって、新幹線飛び乗って突発的に来たそうな。 突然メールがきて(しかも、試合中に)超ビックリ。 奥さんに言わずに来たそうで(本当に突発的だ)、事後報告していて、私もアリバイ立証で電話口でお話ししました(笑)。 私は奥さんもよく知っているので、なんら問題はなかったんですが、友人はさすがに叱られてました。
2人にお付き合いして、久々に出待ちなんぞして楽しいひとときでした!
♪BGM♪〜『Swing Girls』オリジナルサウンドトラック
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『深呼吸の必要』
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