2004年07月06日(火) |
『真珠の耳飾りの少女』 |
17世紀のオランダ。 画家のフェルメール(コリン・ファース)の家で使用人として働きはじめたグリート(スカーレット・ヨハンソン)。 アトリエの掃除を任せられ、窓を拭いたことがきっかけで、光の加減を変化させて、フェルメールの創作意欲を刺激する。 そして、フェルメールは、グリートの色彩センスを見抜き、彼女に絵の具の調合を手伝わせるようになる。 それが、フェルメールの家族から嫉妬の対象になる。 グリートの肖像画を描き始めるフェルメール。。。
ヨハネス・フェルメールの絵で私が知っているのは、お恥ずかしながら、『牛乳を注ぐ女』と、この『真珠の耳飾の少女』だけです。 だから、絵画から物語が始まるって、どんな感じなんだろう…?と思っていたけれど、とっても美しくて、カナリ私好みの作りでした。 セリフの少なさ、フェルメールとグリートの関係の描き方も私的にはgood♪
なんといっても、グリートを演じたスカーレット・ヨハンソン!!! スカーレットのスカーレットによるスカーレットのための映画といっても過言ではないでしょう! 素晴らしかったです。
とりたてて、美人というわけでもないんだけど、美しかった。 あの衣装がとぉ〜っても似合っていた。 (単純な私は、あのメイド服(?)を着てみたくなった…) あと、なんていうのかなぁ…「顔力」がある娘だなぁと。 うまく言えないんだけど、、、顔に、すごい力があるんですよ、この娘は。 1つ1つの顔のパーツはもちろん、全体の造り、表情、全てにパワーがある。 凄い存在感で良かったと思います。
逆に、フェルメール役のコリン・ファースは、彼女に気を吸い取られてしまった感じで、ちょっと物足りなかったかな。 画家という役は難しいと思うけど、もう少し、熱がある演技を見たかったです。
1番重要なピアスをあけるシーン、、、怖くて見れませんでした〜。
私にとっては今日が休日の前の日で、会社終わった後、軽やかな気持ちで見に行ったんだけど、ド平日にも関わらず、結構混んでいた。 しかも、ここはシネコンではなく、昔からある(決して新しいとは言えない)既存の映画館なのだが、今日は賑わっていたなぁ。 曜日に関係なく、最終回が¥1100というのも嬉しい! シネコンが配給していない映画をちょこちょこと上映してくれるようになり、これかれも期待しちゃう。
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我が家は家庭菜園でナスやキュウリやトマトなどを作っています。 もぉぉ、育ち過ぎてナスだらけの食事に、見るのも嫌になってきそう。 お肉を食べない(食べれない)私は、野菜は大好きなんだけどさ、、、こんなにナス地獄だとねぇ。 お弁当にナスの炒め物、夕飯にナスの天ぷら・麻婆ナス・ナスの味噌煮etc…毎日続くと、たまらん(けど、パラサイトシングルちゃんの私は、文句言える身分じゃないので黙って食べてます)。 味は、別に不味くはないです(けど、売り物のナスより硬い)。
♪BGM♪〜『Sincerely…』Mariya Takeuchi Songbook
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