1977年、下関市。 姉妹都市関係を結ぶ韓国釜山との親善事業として、毎年夏に開催される関釜陸上競技大会に出場した長府高校の陸上部4人組、郁子(水谷妃里)、真理(上野樹里)、巴(桂亜沙美)、玲子(三村恭代)。 高跳び選手の郁子は、同じ種目の韓国人の男の子、安大豪(淳評)と出会う。 宿舎まで会いに来てくれた安に郁子も好意を抱く。 七夕の夜(韓国語で「チルソク」)2人は1年後の再会を約束する。。。
ラストシーンが、とっても良いっっ!!! 超好み!
結果的に郁子と安の恋はフェイドアウトしてしまったわけだけど、結ばれない恋モノが好きな私としては、単なる切なくて辛いだけじゃない、ああゆラストは凄く良かったです。 とても心に焼きつきました。
私は本州では、神戸より西に行った事が無いので、下関の街並もじっくり堪能できた。 やっぱり水のある景色って良いよね。 特に、継続的に映る新聞配達をする郁子の姿を追った四季の移り変わり(=安くんとの1年間の文通)が、効果的だと思いました。
ずっと陸上をやっていて、その昔は全国大会にも出ていたという相方に「陸上部の話だし、オススメ」と伝えたら、珍しく素直に見に行ってくれた。 そこそこ好評の意見を言ってたいけど「気になったのが70年代の曲をモロに流してたところ。ちょっと工夫が必要じゃないかな」と。 逆に私は、このモロ流れてたのが良かったと思ったんだけどな…。 彼曰く、「百恵とかピンクレディーとか映像がモロに浮かんできすぎる」らしい。 1975年生まれの私と1970年生まれの彼とでは、こうゆう時に少々のジェネレーションギャップが生じる。
安くんを演じてるのは、日本人と韓国人のハーフの子なんだけど、私は途中からケイン(コスギね)に見えてしょうがなかった。 相方は、途中で(山口県と福岡県のトンネルのシーンのセリフのところで)「この子、韓国人じゃないんじゃない?…このカタコト日本語わざと言ってるのか…だとしたら、凄い上手だ」と思ったらしい。 私は、あのカタコト日本語が、よりケイン化されて見えてたよ。。。
パンフのプロフィールを見たら、4人娘は、1984年〜87年生まれと書いてあってビックリした。 いや、高校生の役だから、年相応の子だろうとは思ってたけれど、こうやって数字で書いたのを見ると、しかも全員が全員(安くん役の子も1981年生まれ)80年代だと結構、強烈だ。 4人ともよく走ってよく笑ってよく泣いて健康的で可愛かったです♪
---
ダンス雑誌に、ハリウッド版『Shall we ダンス?』の記事が載っていた。 草刈民代=ジェニファー・ロペスで、役所広司=リチャード・ギア。 リチャード・ギアは法律家の設定らしい。
相方から、「これから団塊の世代が一斉に定年を迎えて、また、もの凄い社ダンス人口が増えるんじゃないの?その頃には、コーチぐらい出来るようになっててくださいな」と言われた。
社交ダンス(競技ダンス)は、もしかしたら北京オリンピックから競技種目になる可能性もなきにしもあらずで、私が一緒にレッスンしてる人は、既に子供さん(小4と小1)に習わせている! 実際、今、ラテン種目で日本で1番上手いと言われているカップルは、若い姉弟ペアなんですよ。
♪BGM♪〜『cafe brasil』
≪≪ 昨日の映画は『デイ・アフター・トゥモロー』
■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『シルミド』
|