高級老人ホームで悠々自適生活を送る仲良し5人衆(山崎務・青島幸男・谷啓・宇津井健・藤岡琢也)。 ある日、源田金蔵(藤岡琢也)がポックリ亡くなってしまい、遺品の中から「死に花」と描かれたノートが見つかる。 そこには、銀行の金庫を破り現金強盗をする計画が。。。
オチには無理があるし、「そんなの無茶だってー!」と思う場面も多々あるけれど、老体に鞭を討ち(?)熱演の俳優陣に大拍手。 チョイ役だけどキーマンの森繁久彌にも大拍手。
ストーリー&劇中の描写としては、『トンネル』と『おいしい生活』をミックスした雰囲気でした。 あっ、あと、昨日、予告を見た『レディ・キラーズ』(コーエン兄弟監督×トム・ハンクス)にも似てる。 要は、トンネル掘りです。 そう、山崎・青島・谷・宇津井が必死の穴掘り。 頑張って力いっぱい穴掘ってましたよー(^_^#)
時々、最大級に笑えるセリフが出てきたり、基本的には現実離れしたコメディ路線なんだけど、「死」への恐怖や、痴呆症の恐怖、そして戦争の悲しい記憶などなど、時々は現実味があるストーリーでしたね。
特に私は、痴呆症の症状っていうのを初めて目の当たりにして、ビックリしました。 「あ、これがボケなんだ」 「ボケると、こんなんなっちゃうんだ?ウソ?」 いやはや、今、普通に超当たり前に出来てる事があんな風に忘れてしまうなんて…衝撃的だったな。
あと、高級老人ホームの内部ってホテルみたいで、これまたカナリ衝撃的でした。 私、どうも、「老人ホーム」と、「老人保健施設」とを勘違いしちゃう事が多くて(苦笑)いや、最近、磐田や浜松にはボコボコ老健の施設が出来てるからさ、ついつい思い違いしちゃうんです(;^_^A この映画に出てくるような老人ホームっていうのは、健康でお金がある老人の住処なのよね…。 高級マンションの住人が丸ごと老人ってだけなのよね。
色々と驚きがあったけど、1番凄かったのは、星野真里嬢と青島幸男のキスシーン! 星野嬢は、老人ホームで働くヘルパーさん役で、とってもイイ味出してます。 彼女、すっごく良かった。
平日の昼間でも客さんはそこそこ入ってたけど、どうみても20代は私1人だけでした(゚-゚)
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4月から新しく通い始めたダンスレッスンで、今、「パソドブレ」というラテンの種目を習ってるんですが、この踊りは、スペイン風の闘牛の踊りなんです。
リーダー(男)が、マタドール(闘牛士)を表現して、パートナー(女)が、ケープ&牛を表現。 一緒にレッスンしてる皆さんは経験者でかっこよく踊ってるんだけど、私は、先月から初めて踊った種目で、あたふたしてて、今日、先生が見るに見かねて(?)一言「みぃちゃん、牛の気持ちになって」と…(笑)(~_~;)
去年から通っている、もう1つのレッスンでは、先週から新たに「サンバ」というラテンの種目のレッスンが始まり、本日、私の体にはサロンパス7枚でした(*_*)
♪BGM♪〜『Nat King Cole at the movies』by:Nat King Cole
(いつも、このレポにも「ナット・キング・コールの曲(歌声)は、どうして、こんなに映画に合うんでしょう!」と書いてるけど、こうやって映画に使われてる曲ばかり集めたアルバムを聞くと、しみじみ良さが分かるね〜!最高☆)
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■感想予告■(映画見済・感想暫待) 『フォーチュン・クッキー』 『アドルフの画集』 『ビック・フィッシュ』
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