2003年12月10日(水) |
『ファインディング・ニモ』2回目(字幕) |
オーストラリア、グレート・バリアリーフ。 妻が自分の命とひきかえにして守り抜いて生まれてきた「ニモ」。 父マーリンは、「何があっても必ずお前を守る」と用心深くニモを躾けていた。 しかし、ニモが初めて学校に行った日、マーリンの目の前で、ニモはダイバーに捕らわれてしまったのだ。 マーリンは必死でニモを探し続ける。 旅の途中で出会ったドリーと一緒に。。。
日曜に見た吹き替え版がとてもビミョーで、中2日で2回目。 「良かったから、もう1度見たい」の反対パターン。 普段、アニメは吹き替えが好みの私ですが、今回ばかりは「もしかしたら、字幕見たら良いと思うかも」と淡い期待を抱いて。
結論から言うと、どっちもどっちかなぁ…と。 字幕は、セリフの量が少なくて、それは凄く良かったと思う。 吹き替えは言葉しゃべりすぎ…(>_<)
マーリンとドリー、すなわちノリさん&室井さん以外は、日本語の吹き替えキャストが英語をしゃべってるみたいで、そんなに大した違いはなかった。 問題の2人は、声そのものは路線は同じだけど、ちょっとだけ落ち着いた感じだったかなぁ。 とにかく、しゃべる量が少ないのがホント良かった。
私としては、室井さんドリーはギリギリOKの線だけど、ノリさんマーリンが、もう全然受け付けられなくて…これが決定的に、この映画の評価を下げた。 だからといって、「じゃ、誰だったら良かったのよ?」と言われると具体的にあげられないんですけどね(苦笑)。 最初から最後までマーリンがノリさんにしか見えなかったんだもん…。
あと、色々と魅力的な登場人物(というか、登場魚か(笑))が多いのに、1つ1つの場面展開が切り替わり早いから、そのキャラクターを気に入る暇が無いというか…どんどん流れていっちゃって。 そりゃ、シドニーまで旅するストーリーなんだから、しょうがないけど、サメにしてもカメにしても、もうチョット一緒に居る時間を増やしたら良かったのにな。 ニモ側の水槽チームは良かったけど、それでも、もっとこっち側にスポット当てても良かったと思う。
何かと比べてしまう前作『モンスターズ・インク』ですが、私的には、『モンスターズ・インク』が90点だとしたら、『ニモ』は30点といったところ…。 残念。。。
♪BGM♪〜『A Very Ally Christmas』〜アリーmyラブ クリスマス〜
思い起こせば、『アリー』も、このサントラが発売された頃までがギリギリ面白かったなぁ…。 先のトニー賞受賞したジェーン・クラコフスキー(←エレイン役の女優さんね)が歌う『I Saw Mommy Kissing Santa Claus』は、さすが貫禄たっぷり♪必聴☆
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