2003年10月19日(日) |
『インファナル・アフェア』 |
警視からマフィアに潜入することを命令されたヤン(トニー・レオン)。 マフィアのボスの命令で警察官となったラウ(アンディ・ラウ)。 相反する世界に潜入させられた18歳の青年は、その後、偽りの生活を18年間も続けることになっていた。 ある日、麻薬捜査の失敗から警察とマフィアの内部に潜入者がいることが発覚。 それぞれ二人は裏切り者を探し出すことを命じられる。。。
結論から言うと、凄く良い映画でした。
以下、ネタバレ遠慮なく含む。 (未見の方は御注意) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
冒頭の警察学校のシーンでは、「無理やりでも、若作りして2人が演じて欲しい」と思ったけど、これ、パート2があって、パート2は、どうやら話を遡った内容みたいですね。 少年期を演じた2人も出演するらしく、それで、若手役者が演じてたと。
しかし、テロップでも入れてくれないと分からないくらい(というか、分からなかった)学校のシーンは、2人が区別付きませんでした…(>_<) 「ヤン」「ラウ」と一言、名前だけでも絶対テロップ必要です。
2人のボスは、どちらも誰がスパイだったかを知らずに死を迎えてしまったわけで…なんとなく切ないなぁと感じました。 私は、2人共、2人(ヤンとラウ)を疑ってなかったと思ったんだよな〜。 だから余計に、特に警部の方は、ホント「死なないでー」と思った(T_T) 自分が、あの時のトニー・レオンだったら、身が引き裂かれる思いだろうな。
これ、見る前から何となく「これ、どっち?」「あの人は、どっち?」的な展開が予想されたので、見た直後に確認できる人が欲しくて、珍しく相方を誘って2人で見たけど、よかった、正解でした。
で、2人で議論したのが、「ラウは改心したのか?」。 私も彼も「No」でした。 珍しく意見が一致。
ヤンとラウ、2人のどちらも死なないで終わる事はありえないだろうと思っていたけれど、、、まぁ、やっぱりって感じだったかな。
ストーリーは上手くできていたけれど、至って単純といえば単純で、そんな大した事はやってない。 だけに、役者陣の熱演が光りました。
元々、トニー・レオン♪ラブ☆だった私ですが、『英雄HERO』に続き、ホントどうしてくれるっ!ってくらいに惚れました(*^_^*)
多分、もう1度見に行くと思うけど、もう1度見ても冒頭のシーンが絶対こんがらがりそう…。 そして、タクシーの上に落ちてくるシーンも絶対ビックリしそう…。
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昨日の『日経プラス1』に、「小説を携帯で読む」という記事が載っていた。 「本読めよ…」と思った。
♪BGM♪〜『You Must Believe In Spring』by:Bill Evans
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