2003年07月02日(水) |
『ムーンライト・マイル』 |
1973年、マサチューセッツ州。 ジョー(ジェイク・ギレンホール)は、結婚式の直前、婚約者のダイアナを発砲事件で亡くしてしまう。 ダイアナの両親、ベン(ダスティン・ホフマン)と、ジョージョー(スーザン・サランドン)は、義理の息子になるはずだったジョーを家に迎え、悲しみから抜け出そうとしていた。 ジョーも、2人の気持ちにこたえようと、理想的な義理の息子として振舞うが、本当は、ダイアナとは婚約解消をしていたのだった。。。
主人公ジョーの気持ちが、理解出来なかったのが不満…。 いくら、別れてたとはいえ、ず〜っと付き合ってた人が亡くなって数日しか経ってないというのに、 (以下↓ネタバレスクロール)
あんなにすぐ好きな人を見つけられるものか??? 付き合ってた人が死んじゃったんだよ?銃で撃たれて。 例え、憎しみ恨みがあって別れてたとしても、人間として無理でしょ?お葬式の数日後に好きな人を見つけちゃうなんて…。
とにかく彼の神経が理解不可能だった。
いや、前向きな考え方っていうのは素晴らしい事だと思うよ。 しっかし、いくらなんでも、これは前向き過ぎでしょ。。。と、私は思った。
ジェイクの演技は、別に良いとも悪いとも言えないけれど、ジョーはカナリ難しい役だと思うので、まぁまぁなんじゃないんでしょうか?
ダンティン・ホフマン&スーザン・サランドンは、文句無しですな。 不思議なことに、この2人、本当に30年連れ添ってる夫婦に見えるのよ! マジで。
私は、スーザンを見ると、どの映画でも・どんな役でも、スクリーンに登場すると、演技力の素晴らしさからくる安心さみたいなのを感じてしまう。 今回も、ラストの天井を見上げた表情は圧巻!
あと気に入ったのが、彼女が室内のシーンで、ほぼ素足だった事。 これ、外国の映画ではチョット珍しいと思わない? 靴下も履いてなくて、裸足だよ。 外国人って(外国の映画って)、ベットにフラっと寝転ぶ時も、靴を履いたままとか多いじゃない? 日本人としては、こうゆうの意外に結構、不快だったりするけど(少なくとも私は、見ていてあまり気持ちよく感じない)裸足でソファの上に座ったり、椅子に座ったりしているスーザンの姿に、これまた安心感アップの私でした。
ストーリーとしては、ずっと暗くて、ラスト10分でジリジリと感動の波がきたような映画だった。 上記、スーザンの表情も良かったし、ダスティン・ホフマンの最後のセリフで泣けたなぁ。
ただ、電話のベルが鳴るシーンがメチャメチャ多くて、会社お休みで映画見に来てるのに、なんだか会社にいるみたいな気分だった(*_*)
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私がいつも、お茶しているお店は、タバコを吸う人がうじゃうじゃ居る。 同じビルにあるスタバが禁煙だから、タバコ吸う人は、こっちに来ちゃうんだろうなぁ…。 コーヒー飲みに来てるっていうより、タバコ吸いに来てるって感じだもん。 当然、喫煙席の方が多く、禁煙席の方が肩身狭い思いしてるくらい。
今日、いつもの禁煙席に座ろうとしたら、隣に居たオッサンがプカプカやってて驚いた。 しかも、灰皿には既に5本くらい吸殻が…。
以前の私なら、即、怒り爆発沸騰「ここ禁煙席ですけど(怒)」と、思いっきり注意してた。 しかし、ある日、相方に「君は、タバコ吸う人を見ると露骨に嫌な顔するから、気をつけた方が良い」と言われ、それ以来、こうゆう場面に遭遇すると、店員さんに「禁煙席でタバコ吸ってる人がいるので、言ってくれませんか?」と、頼みに行くようになった。
自分で注意すると、たま〜に相手に睨み返されて更に怒れたけど、最近は、店員さんが「ちゃんと言いましたからね〜。向こう行ってもらいますからね〜。」←というような笑顔で、自分に会釈してくれるからスッキリする。
っつーか、オッサン、ちゃんと“禁煙席”の看板見ろよっ。
♪BGM♪〜『My Song』by:Keith Jarrett
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