2003年03月11日(火) |
『バティニョールおじさん』 |
1942年、ナチス占領下のパリ。 お肉屋さんの主人:バティニョール(ジェラール・ジュニョ)は、恐妻+娘+作家志望の娘の婚約者と暮らしていた。 ある日、アパートの隣人のユダヤ人一家が強制連行されてしまう。 ところが、11歳の息子:シモン(ジュール・シトリュック)1人、運良く逃れてきたのところを、バティニョールが見つけ、内緒で匿う事になる。。。
この手のネタ(ナチスのユダヤ人迫害)にしては、短くテンポ良くまとめられた映画だと思いました(103分です)。
俗に言う、“ユダヤ人は賢くて金持ち”という様子は、よく描かれていたけれど、「恐怖感」や「緊迫感」が少し足りなかったように感じたかな。
シモンを演じた、ジュール・シトリュック君の演技が光ってました。 可愛いし、憎ったらしいし、子供らしさがないようでいて、思いっきり子供の部分があって、おじさんが思わず愛情を注いでしまうのが、よく表現されてたと思った。
♪BGM♪〜『LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD』by:The Michel Petrucciani Trio
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