1930年代後半:第二次世界大戦当時のチェコ+イギリスと、1950年代:戦後の共産主義政権のチェコと、上手い具合に絡みながら進んでいく戦争の映画。
祖国:チェコをドイツ軍に占領され、イギリス空軍に参加したパイロット:フランタとカレル。 2人は上司と部下。 先輩と後輩。 そして、友人。 しかし、恋敵。。。 同じ女性を愛してしまうのだ…。
設定状況は『パール・ハーバー』に似てなくもない。 でも、中身は、もう全然違いますよっ。
私、世間が酷評する程『パール・ハーバー』は嫌いじゃないんです。 去年、感想レポにも「全然期待してなかった割には、見て良かったなぁ」って書いたし…。 でもでも、この『ダーク・ブルー』は、比べる土俵が違いますよっ。 そのくらい、私、とっても感動した映画でした。 そして、非常に後に残ります。。。 ジーンと残る。
劇中、ピアノが得意なパイロットの人が、官舎でピアノを弾いてるシーンが何回か登場するんですが、この哀愁漂う音楽も、凄く良いんです♪ (彼:ピアニストパイロットの運命も切ないんだけど…(泣))。
そして、ラストシーン。 今まで色々な素晴らしいラストシーンを見てきたけれど、これも秀逸です。 ボロ泣きしてしまった。
元々、回想シーンにとっても弱い私、、、かなりキました。
俳優陣も、フランタ役のオンドジェイ・ヴェトヒーはもちろん、若きパイロット:カレル役のクリシュトフ・ハーディックが素晴らしかったです☆
あともう1つ。 パンフレットのデザインも、映画の雰囲気に合っていてステキ。 (でも、映画を見た後に、表から裏から1枚捲ると、彼の似顔絵が凄く切ない…(泣))。
なんだか、ベタ褒め感想になってしまった(苦笑)。 とにかく、見に行って良かったです。
♪BGM♪〜『contact』〜Music from the Broadway Show〜
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