「カルテット」最終話見ました。 - 2017年03月22日(水) おもしろかったです。 人生っておもしろいって思いました。 このドラマの好きなことを並べるとたくさんあるのですが、そのひとつは心の流れを一緒に体感できること。 まきさんの、最終話の始まりの時期と、皆が夢を諦めた感じの発言をした後とでは、自分の置かれた状況の自分から見る見方が変化していて、とてもおもしろく感じました。 見方を変えようとしたというよりも、皆とそこにいて話をして、自然にそういう自分が出てきた、という感じがするところがわたしはとても好きです。 夢を追うか、趣味にするか。 わたし自身は夢を追うのはあまり好きではありません。夢を見るのは好きなのですが。 わたしはストイックになりがちで、しんどくなってくるのでした。それもおもしろいんですけどね。でももう充分かなって思ってるとこがある。そうやって、きゅうってさせるのが。 やろうとしなくても自動的にするから、しようとしなくていいかなって思う感じもある。 でも、叶えられる瞬間は気づいていたいなって思いました。 ずうっと追いかけ続けるのは嫌だけど(いつまでも追いつかないから)、すれ違い間際に「こんにちは」くらいは言いたいなあってドラマを見てて思いました。 わたしは職人好きでもあるので、趣味っていうと逃げてるみたいでやだな、みたいなことも思いがちなのですけど、わたしがやりたいことって「趣味」に似てるかもしれない、ということも今回ドラマを見ていて思ったことです。 路上でパフォーマンスを、構えることなく見ることが・見せることができたりとか、ふと出会える、みたいな、そういう感じのものでいたい。 やらされてるとか、仕事だからとか、そういうのではないことが明らかにわかるものでいたい。 それはなんだろうな。これも、今わたしが見つけたいものです。 ドラマの中に出てきた、自分は「正しい選択でした」と言いながらも手紙を書かざるを得なかった方。 「正しい」というのは価値、意味、将来、という目線で、なのだろうなって思いました。でも、それ以外のものにどこかで気づいていて、だから知りたいとか、もしかすると彼らに怒りを持ったりとかをしたのかもなと思いました。 こぼれたもの。 実際に行動した、しない、はあのセリフだけではわかりませんが、確実なのは、彼女はそれを望んだ、ということ。 そして、それを含めて、あるいは含めずにぐわーって流れていく感情。人生。その人自身。他の人たちとの関係性。 そういったことを連想するので、このシーンもワクワクして仕方がありませんでした。 まきさんは、それらを受け止めている。それも好きなところです。 その曲をいちばん最初にしたこと。「知ってほしい」って部分があったのかなって、そういう気持ちとかが連想されて、そしてまたなにか感情が動くのでした。 コンサートのシーン。 自分の期待したものと違っていた人たち。期待を超えたものを見た人たち。期待通りのものを得た人たち。いろんな人がいたのだろうなと思いました。 なので、憑きもの落としみたいな印象もしました。 昨日は当直しながら見てました。 今日、仕事から帰ってきてから録画を見たのですが、1回目はリスと名刺には気づきませんでした。 おもしろかったです! ...
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