日記×エッセイ...みち

 

 

映画「君の名は。」観てきました。 - 2016年09月02日(金)

よかった!

すごいよかった!

なんなのでしょうね。今夏の日本映画はすごいですね。

シンゴジラも映画館で上映中の内にまた観たいのだけど、こちらももう一回観たいと思いました。
パンフレットは売り切れていて、明日に入荷のようなので明日以降にまた行かねばなるまい。



初めての経験だったのですが、この映画の上映が始まるとき、手違いで別の映画が始まりました。
え?と思って、でもここの部屋を案内されたよな、時間も合ってるよな・・・、と思い、周りもザワザワして来て、そして行動の素早い方々数名がスタッフの人に伝えてきてくれて、改めて本編が始まる、ということがありました。

そういった出鼻をくじかれる、ということがあって、映画を見るのに影響させたくないから気を取り直そうとするけどもやっとしている、そういう自分の感覚を感じながら見始めました。

映画の始めの頃は、なんだかんだとリア充よのう、と思ったり、シンゴジラ見に行ったほうが良かったかな、と思ったり、気が散ってた感じもあったし離れて見ていたような感覚があります。


映画を見終わった後。
そういうことがあったことをすっかり忘れていました。
よかった・・・素晴らしかった・・・。しかなかった。
あ、そういえばそんなことあったね、そんなこと思ったねって感じ。

偶然、映画館の入り口でこれから「君の名は。」を見ようとしていた職場の方にすれ違ったのですが、「よかったですよ、よかったです・・・」と去りました。
よかったことは伝えたいけど、自分の中でまた持っていたい、そんな感じ。新鮮に味わってほしい。


わたしの泣くポイントって自分でもよくわからないことが多いのですが。
(よくある感動させようとしてるシーンでは何とも感じない)
久々に映画館で涙がこぼれました。
うるっと来たら眼の中にまた入れる、ということを外で映画を見ているときはするのですが、入れる暇がなかった。たーたーって出てくるので。
表情は変わらず、涙はあごの下まで伝わってくる勢いで出てくるため、涙を拭いてるのか汗を拭いてるのかよくわからないという。
表情が変わらないってことは、感情とはまた違った涙なのかな。


そんな感じで、初めは何に泣いているのかわからなかったのですけど、しばらくしたらこの感覚に似ている、と思うものを思い出しました。

以前、瞑想で「内なる自分に出逢う」というものをしたのですが、その時の感覚と同じだなと思いました。

同じだなと思うことで、なるほどな、と思いました。
人と人とが出逢う。人が自分自身に出逢う。
これでなぜ泣くのかはよくわからないのですけれど。

時間は直線ではない、という考えかたもこの映画で思い出しました。

糸と糸が交わった点。
重なった部分。
重なった時間。

今という瞬間。

シンゴジラとはまた別の感覚で、3.11の頃に自分が感じた感覚を思い出すということができました。
どちらの映画もだけど、それは決して嫌なものではない。
いろんなことを感じていたのだなと振り返ることができたし、当時感じていた思い出したいことを思い出せたという気がします。
当時忘れていたことも思い出せた、みたいな感覚もあります。

この辺は映画の内容とも重なりますね。
何かあるのは感じている、思い出したいことはなんなのか。
また思い出していきたいなー。

こんな感じなので、映画の紹介文に「恋愛映画」と書いてあったのを見て、あ、恋愛、だっけ?そうか。そうだっけ。となんか変な感じもあります(^_^;)


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