日記×エッセイ...みち

 

 

フリーゲーム「送電塔のミメイ」を遊びました。 - 2007年03月02日(金)

えぐっ。えぐっ。
さ、サウンドノベルです。うぐ。

紹介文引用。
「廃墟離島と呼ばれる小さな島。そこでは古くから形のない化け物がわき、人々を襲う。役目を負って島を訪れ化け物退治に挑む娘と、島に住む人々の暮らしを描いたノベル。」


…またもこの作者さんの作品で大泣きしてしまった。しかも何度も…。涙が乾いたと思ったら、その度に泣かされるというありさま…。

なんなのー! なんなのよ、この作者ー!
と照れ隠しというか逆ギレというかで暴れたくなります。

えーとですね。とにかく素晴らしいです!
前作も良かったですが、さらにさらに!パワーアップ!という感じ。
音楽も絵も文も演出も、何もかもいいです。今回もまたムービーが美しいですな…。
これは…ちょっとやそっとのゲーム作者さんは気落ちしてしまうかもしれない、と思うくらい素晴らしいです。

プレイ中に、「好きすぎる…タースーケーテー」とメモっています。わけわからん。
終話では、自分の服をぎゅっと握りながら読んでいることに、途中まで気付きませんでした。かなりのめりこんでいた模様。

そんなわけで。
まいったな…何から書いていいかわからないのだけど。(今回も興奮気味)

またも、伏線が多分にたくさんあると思われます。怖いです。1度目で全く気付いていないものがまたもたくさんありそうで…。これから読み返すつもりなのですが、…何が出てくることやら。あああ。

甚八さん好きだなあ、と思っても泣きました。惹かれる理由が自分でわかるので泣けてきました。自分とたくさん重なる方だったんですな。
何かをしなければ甚八の子どもでいることはできないと」という部分に、切なくなりました。
条件なんていらないんだよ、もしも仮に条件があるとしても、きっとそういうものじゃないんだよ、って言ってあげたい…。
ことさらに何かをしなければいけないと思うことはないんだよ
そういうことなんだよなあ…。

「同じものが見えている」と知った時も泣きました。

見えない理由がわかった時も「なるほど!」と膝を打ちました。

ミメイの想いを読んで、ミメイに間違っているよ、って言いたくなったシーンもありました。
わたしも昨日知ったばかりなんだけど、あんたの想いはあんただけでできているんじゃないってことだよ。
そしてその後のひとり泣くシーンを見て、うん、そうだよね、そうなんだよね、と思いました。

未来が見えるのに、未来がない。
「夏が来たら、魚を釣ろう」というセリフにも泣きました。
そして、未来が見えなくなった時、未来は。
ああ…もう…すごいですね。

好きだと、紹介がうまく出来ません。

…っていうか、これがフリーでいいのかーっ!
落ち着いてきたらそんな気持ちに。
お返しに何かできることがあるならいいのだが…。応援だけでもとにかくいたします。


...




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