フリーゲーム「月屋形事件」を遊びました。 - 2007年02月16日(金) おもしろかったです! とは言っても、ひとつ謎が残ったままで実は燃焼しきってはいません。今日も2時間辞書にくびったけで、それでも駄目だったので…あきらめることにします。 「…今回は見逃してやるっ!」と去る負け犬気分。 はあ。気になる。 えー、以下どんな感じで楽しかったかをネタバレを少々入れながら書くので、読みたい方のみ反転して読んでください。 9つのエンディングが用意されていますが、わたしの最初のエンディングはもちろん「失意の帰宅 一」でした。なんにもわからないで終了。 始めたばかりの頃のプレイを思い出すと、みんなに3つ質問をするという時も、森君に言われていたことをすっかり忘れて、「何を聞けばいいんだー」と適当に聞き込みしていました。助手の使命すら忘れてます。とりあえず、まだまだ自分で考えるって感じじゃなかったかも。 ちなみに後から確認したところ、その情報収集力のなさにもかかわらず、恐ろしいことにその頃の森君に伝えた克己君情報が大部分当たっていました。(関連するキーワード以外は全て当たっていた…) 完璧じゃないので、森君をがっかりさせて終了でしたが…。山勘助手、惜しかった。 再プレイを始めて、ああそうかそれを聞くんだった、と思い出し、今度はきちんと聞き込みをしました。 森君の振りもしてみる。まだそこで人物選択をする意味はわかっていない。 (わたしが森君の振りをしてみたかっただけ…) 森君の振りはいまいちだったようですね。 プレイ3回目、順番どおり今度は克己君の振りをしてみます。まだ人物選択の意味に気づいていません。 後にそれが原因で森君をがっかりさせることになって、そこでやっと選択の意味を(少しだけ)知りました。森君が何をしているのかがやっとわかりました。 理解できたため、助手をがんばるぞ!森君の邪魔をしないようにするぞ!と、森君に与えられる効果的な情報を得るためだけに動くようになりました。 そうしたら、真相は闇EDで。 うーん…すっきりしない…と思いながらまたプレイ。 しばらく家の人に聞き込みをしていました。 そのうちに、あれ?と思う。 あれ…? …わたしが森君の代わりに…やってみたらどうなるんだろう。 森君のためにと、情報は揃えた。 行動に必要な情報は知っている…。 森君が何をしようとしているのかも理解している。 材料は揃っている。 …あとはそれを誰かがやればいいだけ…。 ピキーン。 その瞬間、すっごいゾクゾクしました。 それまで「助手」の役目をきっちり果たすぞ!森君のためにがんばるぞ!というものだった意識が、自分がやればいいんだ、やれるぞ!というものになった時、もうどうしようかと思うくらいにこのゲームの作りに感動しました。 すごい! 遊び手の中で風岡君の意識の段がひとつ上がったぞ! そうして、何度かばあさんに見破られるうちにうまく演技もできるようになり、犯人も動機も大体想像はついてきており(関係はわからなかったが)、でも証拠が何かがわからなくて、ここで攻略を見ました。 うーん…案の定、見たことに対して少し後悔しました。おもしろいと後悔するのよね…。 でもほんとにわかんなかったんだよねえ…。煮詰まったからなあ…。 トランクの中にお金がなかったバージョンのふたつのお話もすごい好きです。 どちらの話も、「助手目線から探偵目線へ切り替わった時」に次いで、ぞくぞくしました。 おもしろい…。 ゲームとしてだけでなく読み物としてもおもしろい。 この作者さんの今後の作品も自分が接することができることを期待します。 ちなみに…わたしがわからないのは挿話3の謎です。んー、知りたい。ヒントが欲しいものだ…。 ...
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