ごんたまりな
1999年1月うまれ まりなの日記

2002年01月15日(火) こわい・・・

まりなは基本的にこわがりです。

プールは平気だけど湯船に一人でつかるのはこわい。
(これは最近だいぶましになってきたけど)

高いところもこわい。
(これは調子に乗ってる時は不思議なぐらい平気だけど)

寝入りばな、いつも「こわい〜こわい〜」という。

動物園のライオンバスがこわい。

おどろおどろしい音楽や暗いところがこわい。
(まぁこれは子供として当然か)

ディズニーランドへいっても、白雪姫のアトラクションには
絶対乗りません。
なぜなら暗い上にこわいお妃や魔女(同一人物)がでてくるから。

うちのお風呂にはちょっと大きめの鏡がついていて、
形としては縦長の長方形なのですが、
鏡の部分は縦長の楕円。
楕円といえば白雪姫のお妃が問い掛ける鏡と同じ。
私が湯船にはいっていて、まりなは洗い場で遊んでいる時、
まりなが鏡が曇って自分の姿が見えないことに気づきました。

まりな:「あれ〜、鏡よぼれてるよ(よごれてるよ)」
私σ(^_^):曇ってるんだよ〜。。。見ててご覧、お妃様がでてくるよぉぉぉ・・
     世界で一番美しいのはだぁぁぁぁれぇぇぇ?って・・・
(あ、今思えば鏡の中から出てくるのはお妃でなくって鏡の精でしたね(^^ゞ)

私の声を聞いたとたん、まりなの目が鏡に集中・・・
表情がなくなって、私のほうにゆっくりと移動しながら
「ママ、だっこ〜」
泣きはしませんでしたが、本気でおびえてしまいました(^^ゞ
あ〜、しまったなぁ、これでまりながお風呂嫌いになったら
いけないではないか、と気づき、だっこして急いでフォロー。

だいじょうぶだよ〜、お妃様ね、めったにでてこないから。
鏡にはね、ママとまりなしか映らないよ。
もしかするとね、ミッキーが映るかもしれないよ。
見てみようか?

などと、わけのわからない励まし方をしましたが
まりなの顔は固いまま。
顔に「こわい」と書いてあるがごとくです。
これはいけない、と鏡の前に移動し、お湯をかけて
まりなと私の姿が見えるようにしたのですが、
それでもこわいようで。
どうしようかと迷った挙句、

まりな、笑ってごらん、笑ってる人のところにはね、
こわいものは絶対来ないんだよ。
泣いてる人のところにはね、あ〜、この子は泣いてるぞぉって
よけい寄ってきちゃうんだよ。だから笑おうね〜。
ほらほら、笑ってごらん・・・

ただひたすら笑え笑えとけしかけたのでした(^^ゞ
そしたら結構これが通じたもので。

まりな:「笑ったらこわいのこない?」
σ(^_^):うんうん、来ないよ、絶対来ないよ、笑ってごらん。

そしてまりなはゆ〜っくりと唇の両端をあげたのでした。
微笑み、という感じ。
その後もお風呂を出るまでずっと、目は笑ってないんだけど
唇はあがってて、子供のくせに妙に大人臭い笑顔をしていました(^^ゞ
お風呂から出たあとも、洗面所の鏡を見るたびに
「笑ってたらこわいのこない?」と笑いながら言いつづけたまりな。
そんなにこわいのねぇ・・・
子供を安易にからかっちゃいけないですね。


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