Akira Jimbo's Diary
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昨晩の車移動は300キロほどの距離でしたが、行程の半分以上が一般道でトラックも多く、霧も発生してスピードが出せず、5時間かかって午前1時到着。2時就寝7時起床。ホテルから外に出ると超寒い。道路が凍結しています。万一の為と思い薄手のセーターを一枚荷物に入れて来たのは正解でした。ワルシャワショパン空港は以前、国際交流基金のワンマンオーケストラ公演でお邪魔したときには共産圏時代の暗くて古い建物でしたが、増改築されて見違えるほど美しく近代的になっていました。ショパン生誕150周年の年に、生家のあるこの街を訪れる事が出来たのは音楽家として嬉しく思います。出発ゲートにはThis is my yearの大きな広告。今年のワルシャワ観光の一大トピックです。(ワルシャワ滞在時間8時間。空港のホテルなので、街は全く見ていません。果たして訪れたといえるのか??モーツアルト生誕200年の記念の年に、生家のあるザルツブルグを訪れた事があります。滞在時間はやはり8時間ほどでした。ちなみにザルツブルグをMacのことえりで変換すると、ざるつぶる具になります。なんの具やねん。どういう意味やねん)ポーリッシュエアのラウンジのテレビで大きな玉突き事故の映像。昨夜の霧が原因です。街路灯もなく、視界2メートル程度の場所もあったので。無事でなによりでした。先日のコシッエでの追突で厄払いが出来たのだと思います。しかし機材を積んだトラックが心配です。 ワルシャワ空港からラトビアのリガへ。リガ空港上空は強風。着陸時に機体が大きく左右に振られ、結構ひやっとしました。バルチックエリア担当セールスレップのギンツに出迎えてもらい、市中心部のホテルにチェックイン。リガは古くて美しい街。ロシアとヨーロッパの狭間で、過去幾度となく他国に蹂躙されてきた歴史があります。解放記念碑のてっぺんの金色の星が、秋の光にきらきらと輝いていました。遅めの昼食。僕はトマトスープにナマズのグリルでそれなりに適量でしたが、日本からアテンドしていだだいているヤマハの野口さんの頼んだオオサカオムレツは非情なまでの大きさ。卵5個は有に入っているでしょう。なんでオオサカなのかも意味不明。名前につられて頼むと外すこと多いです。ライブ会場はリトアニアミュージックアカデミーに隣接したクラブ。ワインセラーを改造したいい感じのスペースです。機材は無事着いていました。よかったー。ちょっと遅めの8時スタート。スタンディングでぎっしり満員。最初のメドレーが終わると怒濤の拍手と歓声。即席で作ったカンペでラトビア語の挨拶。超ウケました。終演後サイン会。バラしてから遅めの夕食。旧市街のパブにてサーモンソルティードッグいただきました。(サーモンの切り身を塩でくるみ、さらにパン生地で固めて焼いたもの。バルト名物なのかどうかは不明)食べ終わったら11時を回っていましたが、せっかくなので旧市街徒歩観光。ブレーメンと姉妹都市との事で、教会の横に例の音楽隊像がありました。石畳の道と古い建物が連なる美しい光景ですが、とにかく寒い。はだびずたれでぎだー。(どこの言葉やねん)10分歩いて早々にギブアップ。車に戻ってホテルまで送ってもらいました。軟弱です。
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