Akira Jimbo's Diary
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2010年10月06日(水) バンスカビストリツァ

今日は朝から小雨の降る生憎の天候。スピシュカノヴァヴェスを出発し、なだらかな丘陵地帯をくねくねと走る一般道を抜けてバンスカビストリツァにやって来ました。今日の会場はなんとショッピングモールの中央の吹き抜け部分のステージ。そういえば大昔にフィリピンの地方都市のモールでやった事がありましたが、今日のモールは規模が違います。ここで叩いたら大迷惑だろうなーと思いながらセットアップ。サウンドチェックも最低限で済ませました。5時スタート。紹介されて出て行くと静かな反応。お呼びでないのかと思いつつも始めるといきなり客席のボルテージが上がりました。ステージ前に100人ほど集まっていたお客さんはあっという間に何倍にもふくれ上がり、吹き抜けの2階3階部分にも鈴なりの人だかりが出来ました。モールの端まで聞こえる爆音なので、何事かと買い物客も集まって来るわけです。1時間のショートメニューで叩き倒しました。怒濤の盛り上がりで無事終了。サイン会では我も我ものポスター争奪戦。ちゃんと全部サインするから慌てなくっていいんですよ。終演後に主催ディーラーとの食事会があり、比較的早く11時前にはホテルに戻って来ました。
 昨日のノーベル文学賞関連の文章、急いで書き込んだので誤字だらけでした。(修正済み)マックのことえりがおばかなせいもあるのですが、僕の目が見えていないのが大きな原因です。今回の旅でRoganが相当に進行している事を実感しました。かなしー。まずホテルの宿泊カードの、どの欄が名前なのか、住所なのか、パスポートナンバーなのかがさっぱりわかりません。ちょっと暗いとレストランのメニューも全く解読不能です。英語メニューをもらっても読めなくては意味がありませんね。ハワイで買った1ドルのRogan鏡が手放せなくなりました。帰国したらちゃっんと眼鏡屋さんに行って作らなければ。もうだましだまし生活するのが不可能な段階に来てしまったようです。とほほ。
 スロバキアでの村上新刊は「走ることについて語る時に僕の語ること」です。ほぼ3年遅れです。村上フリークのヤンに1Q84情報を教えてあげました。1Q84というタイトルは、日本語の9とQが同じ発音であるから成り立っているわけですが、ヤンは空手をやっている関係で日本語で数を数える事が出来る上に、ジョージオーウェルの1984を読んでいるので、非常に説明しやすかったです。なるほどーと納得してもらえました。3年後にスロバキア語に翻訳された際には、ちゃんとみんなに説明するようにお願いしておきました。
 一夜明け、バンスカビストリツァから一般道を延々走ってコシツェ到着。ホテルにチェックインして荷物を置き、主催ディーラーとお食事。バミゴレン(インドネシア風やきそば)注文。かなり独創的なものが出て来ました。コシツェには3年前にも来た事がありますが、今日はここから30キロほど離れたプレショウという街でクリニックがあります。


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