Akira Jimbo's Diary
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2009年07月08日(水) 北見

朝食後、オホーツク海を一目見ようと網走川沿いを河口に向かって歩きました。岸壁には無数の漁船が係留されています。造船所のドックには修理中なのか、ただ打ち捨てられているだけなのか判別不能の船が、錆びた船底をあらわにしています。しばらく行くと工事中で行き止まりに。同時に大粒の雨がポツポツと降って来ました。残念ですがオホーツク海はお預けです。街道に出てホテルに戻る途中、ミスドの前にポンデダブル抹茶新発売ののぼり。今度チェックしなければ。バス停の前を歩いていたら、丁度バスが来てドアが開き、運転手さんから「おはようございます」と挨拶されました。路線バスの運転手さんから挨拶されたのは初めてだったので驚きました。僕は停留所側ではない歩道の内側を歩いていたので、乗車する客と間違えたわけではありません。網走バスでは普通に歩いている人にも挨拶を慣行しているのでしょうか?あるいは運転手さんが昨日のライブを見に来てくれたお客さんだったのでしょうか?謎です。網走から北見までは一般道を50キロほど。1時間ほどで到着。大戸屋にて赤魚の炭火焼定食。スタンプカードが2枚目に入りました。
会場のオニオンホールには昨年に引き続いてお邪魔しました。タマネギ倉庫を改造したライブハウス。四半世紀以上前、釧路北洋高校の特別視聴覚授業でカシオペアが招かれたことがありました。始まる前に校長先生が、「日本ではそれほどでもないが、海外では有名なカシオペア」と紹介し、向谷さんが出て行って開口一番、「日本ではそれほどでもないカシオペアです」と笑いを取った事がありました。その会場で初めてカシオペアを聞いてコピーバンドを始めたという方が見に来てくれました。あのときのステージの映像は何故か今でも脳裏に焼き付いているのです。人間の記憶というのは不思議なもので、大事な事は忘れてしまうくせに、どうでもいい些細な事が何故か頭にこびりついてしまうのです。幼稚園でお昼に肝油ドロップをもらった光景とか、小学校の教室のダルマストーブでパンを焼いている光景とか。なんででしょうね。


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