Akira Jimbo's Diary DiaryINDEX|past|will
帯広を出てしばらくは広い国道を走り、快適な睡眠をむさぼっていると、突然がたがたと車が揺れ始めました。未舗装区間に入ったのです。対向車とすれ違うのが不可能なほどに道幅は狭くなり、路肩を示す赤白のポールが、クマザサの生い茂る原生林を大きく蛇行しながら続きます。ジュラシックパークに迷い込んだかのようです。時速10キロの超徐行運転。しばらく進むと左手に湖が見えてきました。チミケップ湖です。水際には倒木が沈み、シダ類が生い茂っています。湖と言うよりは巨大な沼です。チミケップホテル発見。ランチ営業もしていると書いてあるのに、人の気配がありません。営業していないのかと半信半疑でドアを開けると、フロントに係のおじさんがいました。食事は出来ますかと尋ねると、今はやっていないとの返答。残念。しかし清潔なきちんとしたホテルです。半径数キロに民家が一軒もないようなロケーション。写真を撮ってから車に乗り込みました。再び舗装された道に出たときの、あまりの静かさとスムースさに、改めて文明の素晴らしさを再確認した次第です。今日はお天気がよかったから良かったものの、悪天候では通行不能の難所でした。北見市内のホテルにチェックイン。近くのダイニングカフェにて超ヤングなランチ(チキンチーズカツガーリックソース)。チミげっぷ。
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