Akira Jimbo's Diary
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2007年10月15日(月) ヨハネスブルグ モンテビデオ

ケープタウンでのクリニックはホテル近くの高校のオーディトリアムを借りて行われました。500席が満員。しょっぱなから凄い盛り上がりで驚きました。ドラムソロが終わるとお客さんが席から飛び上がって拍手しています。ひやー、熱いです。嬉しく有り難い事です。はるばるやってきた甲斐があります。お昼に入ったMUG AND BEANというフランチャイズドカフェ、料理のクオリティーもコーヒーのクオリティも非常に高く感心しました。南アフリカでかなり大規模なチェーン展開をしています。是非世界進出して欲しいものです。
 翌朝、世界で最も危険な街といわれるヨハネスブルグへ。空港横のホテルにチェックインして1時間ほど仮眠。なにしろ睡眠時間が極端に少なくなってしまうので、暇さえあればとにかく寝ておかないと。クリニック会場は、ダウンタウンのど真ん中にあるカルチャーエリア内のライブハウスBASS LINE。数年前は近寄るのもはばかられるほどに危ない地域でした。政府が巨額の出資をして再開発しています。なにせ2010年にはサッカーワールドカップが控えているのですから。お昼にアフリカ料理店MOYOへ。チキンのグリルとクスクス。シンプルです。食べると体がずっしりと重く感じ、動作も極端に鈍くなります。のろのろのセットアップ。今日も300席が満員で、熱く盛り上がりました。サイン会で会った若いドラマーたちの目がキラキラと輝いているのが印象的でした。
 翌朝、大西洋を横断してブラジルはサンパウロへ。トランジットチェックインしようとゲートのカウンターのお姉さんにチケットを渡すと、私は分からないという返答。じゃあどこに行けばいいんですかと聞くと、私はわからない。隣のゲートでも同様の返答。あーそうですか。
 夜の便でウルグアイはモンテビデオへ。回転台に荷物が出てきません。またかと思いましたが、僕等の荷物は密輸検査にひっかかっていたのでした。別室に連れて行かれ、スーツケースを開けます。説明してもなかなか理解してもらえません。もう時計は深夜1時。30分ほど拘留された後に釈放されました。タクシーでホテルへ。満点の星空。黒い空に星が光っているというのではなく、無数の暗い星々の中に明るい星が浮かんでいるという感じ。海のように広大なラプラタ河の上に一際明るい南十字星が。本当に十文字にキラキラと輝いていました。


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