自殺文学
 高野悦子さんの『二十歳の原点』を読み返したついでに検索で何か見付かるかと思いYahooから検索してみた。
 何故か、検索結果の230件目くらいで2ちゃんの文学板が…(ーー;)

 以前見た事のある、高野悦子スレが未だに健在で上げられてました。
 既に半年ほど続いている様子。長寿スレですね。
 若くして鉄道自殺した美人さんに心を傾けるのもいいが、現実見れない人が多い様子。人の事は言えないけど。
 自分の感じる虚無感・自己否定を文章に書き表す若人が今の時代にも居ない訳ではない。僕の周りには幾人か居ましたし。

 自己否定や焦燥感を覚える時期は誰にでも来るのだろう。時期が短ければ記憶にさえ残ってないかもしれない。
 その時期の間に感じたものをどれだけ自分自身の心に刻めるかどうかでその後の人生が変わってしまう気がする。
 失望に飲み込まれたまま終わるかもしれないし、諦めを賢さと勘違いして生き長らえるかもしれない。

 僕が死ねなかったのは自分の考えを押し流すほどの量の文献を読み漁ったから。
 僕の求める先人の考えが示されている筈の書物類を読めば読むほど僕の思考は纏まりが付かなくなっていた。
 そのおかげでまだ生きている。
 自殺しようとした意味なんてもう完全に見失ったさ。
2000年12月07日(木)
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