知らんけど

2004年01月13日(火) 遊び=学習

国家試験の勉強で頭がいっぱいで、なかなか気の利いたこと書けなくすいません。

今日、発達心理学の勉強をしていて、面白いことが書いてあることがありました。中国では「勉強」と書くと「物事をやらされてやること。」という意味だそうです。確かに、「強いて勉める。」ということですからね。本来、勉強というは学習であるべきだったそうです。ところが、それがいつの時代からか勉強になってしまいました。

遊びと学習というのは、子供の発達を考える上で非常に大切な概念です。親や友達との遊びの中から多くのことを学びます。遊び=学習というのが、子供の発達の基礎なわけです。今、私たち大人は「何これ?」「なんで?」という質問をあまりしません。子供、特に2歳頃の子供には第一次質問期というのがあります。とにかく質問しまくる時期です。

この時期に彼らは外界のものへの興味を深めて、そして言葉と知識を増やしていきます。そうして外界を認識し始めると、今度は外界と自分との差を感じ始め、自我を育てていくのです。

国家試験の勉強をしていて常に心掛けていることがあります。それは、自分が言語聴覚士としてやりたいことを常にイメージしながら勉強することです。今やっているこの勉強は、もし自分が臨床に出たらどんな状況で役に立つ知識なんだろう?これで患者さんにさまざまな角度からアプローチできるなあとか考えることもです。

そうするとですね、楽しいのですよ。勉強が学習に変わっていくのです。これは自分にとっての遊びであるということに気付き始めてます。楽しまなくちゃ、たった一度の人生ですよ。


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