さんかくのしそう

2003年09月18日(木) 気づき

自分という人間が不満で、どうにか自分を変えたいと思ってきました。そのために、自己啓発の本を山ほど読みました。「自己啓発関係の出版社が成り立っているのはわたしのおかげです。」と胸を張って言えるくらい読んできました。しかし、まったく啓発されることなく、本は平積み状態。そして、最近気がつきました。自己啓発の本は、より一層自分をダメダメ人間にしてしまうのです。

『ポジティブシンキング』とか、『目標を明確にして頑張る』のような自己を統制できるかのような心を刺激する言葉に溢れる自己啓発の書籍ですが、よくよく考えてみれば変な話ですよ。それができなくて苦しんでいるから本を読んでるのに、できないことをやれと書いてあるだけなんですから。わたしが本当に欲しいのは、そうしたことが出来ない人が、違う方法でなんとかできるようになる手段なのにね。

ところが最近になってようやくわたしにも良くわかるし、納得できるよ、うんうん。という本が出てきました。そうした本を手にして、今までの自己啓発本はすべて売却してしまいました。それらの本の内容に共通しているキーワードは、「好きな事」なんです。好きな事をすれば誰だって夢中になれる。周りで見ている人達は、夢中になっている人をみたら「おっ、頑張ってるな。」と思うでしょう。わたしが不満に感じていたのは自分自身ではなくて、実はわたしを取り巻く環境なんだというわけです。

だったら、周りの環境を変える方法を考えればいいじゃないかということになるんです。自分という人間は、生まれてきた時のままでいいんですよ。わたしは、これまでの生活の中で、「あるべき姿」に洗脳されてきたんでしょうね。こんな事ができない自分はダメだ。とか考える裏には、学校の教育や世間一般の常識とか言われる得たいの知れないものをベースにしていたんでしょう。無意識のうちにそれらに縛られていたんです。そうした「縛り」から自分を解放して、本当の意味での自分の世界を確立することが大事なんですよね。

世の中で成功している人達は、みんな自分のやっていることを楽しんでいますよ。逆に言えば、楽しんでできることをしていけばみんな成功する可能性が大なわけです。何が成功かは人それぞれですけどね。

わたしが言っていることは当たり前過ぎて話しにならないという方も多いでしょう。でもね、こんな当たり前のことに何十年も気がつかずに苦しんでいる人間もいるということなんです。じゃあ、たくさんの人がこの当たり前の話しを実行しているか?というと、意外とそうでもないんじゃないかと思ったりします。それどころか、こうしたことを考える事さえないままに、なんとなく日々を悶々と過ごしている人もいるのではないかと思うのです。

もう少し自分自身の「好きな事」を考えてみようと思っています。そして、おこがましいかもしれないけれど、将来は、そうした苦しみを持っている人達を、「縛り」から開放していけるような活動ができればなあなんて思うのです。


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