知らんけど

2003年08月21日(木) わかってもらえた

夏休みに入ってからの普段の生活と変わることのない朝を迎えました。多少、いつもよりも早く起きたのが違うくらい。

学校へ行っていつものように勉強をしていたのですが、夕方にある先生がフラフラと私の勉強しているところにやってきました。「どうや、最近の調子は?」という質問から始まり、30分ぐらい話し込んでしまいました。先生が最近興味を持っている事、これから研究したい事などを話していたのですが、最後にひょんな事から私の沖縄移住の話しが出ました。先生はびっくりされていましたが、「お前、思いきったなあ。それもいい人生かもしれないな。頑張れよ。」と肩を叩いて去って行かれました。

これまで色々な人に沖縄移住の話しをしてきましたが、今日はなぜかとても嬉しく感じました。一番、私の意図していることを汲み取ってもらえたような気がしたのです。もちろん、ただ沖縄に行きますだけではなくて、そこに至った経緯なども話しました。その話しを聞いてもらった時に、今までにないうれしさを感じたのです。「ああ、この先生、俺の思ってることを理解してくれたな。」と。

他人の気持ちを推し量ることは容易なことではありません。今までも、完全に人の気持ちなんてわかるはずがないと思ってきました。それはそれで間違ってはいないと思います。しかし、問題は話している相手が、どう感じるかということなのです。先生が、完全に私の気持ちをわかったかどうかを確認する手段はありません。でも、私はこれまでにない「わかってもらえた感」を感じたのです。そして、それは喜びだったし、頑張るぞというモチベーションにもつながりました。

わかるわからないの問題ではなく、わかろうとする態度が人の心を動かすのかもしれません。


 < 過去  INDEX  未来 >


T [MAIL]

My追加