知らんけど

2003年08月13日(水) 宝地図

朝起きて、テレビでちょこっと高校野球見て、レンタルビデオ屋に行って、マクドナルドでちょっと勉強して、帰りに散歩がてら近所を歩き回って、帰ってきてからは部屋の片付けとビデオ鑑賞と、何も特筆すべきことの無い平凡な休みの日となってしまいました。

こうも何もないと何かしなくては...という気分に駆られてしまいますね。休みの日は自分なりに目的持って生活しないとだんだんと頭がボーッとなってしまいます。学校に行って勉強したいのですが、学校もお盆休みでしまっていますし、何か違う方法を考えないといけません。家で勉強できる方法を考えよっと。

今、「宝地図」というものを作っています。「夢を叶える宝地図」なるサイトに紹介されていて、なかなか面白そうだったので作ってみる事にしました。最初はなんか怪しいなと思いましたが、まあ、やる事はとてもシンプルで特別なお金がかかるわけではないのでとにかくやる事にします。方法はいたって簡単です。コルクボードに欲しいものや、将来こうなりたいといったイメージが表された写真・イラスト・メッセージ等をコルクボードに貼っていくだけなのです。自分の望む未来を視覚化していこうという事なんでしょう。

なぜに、この怪しげなものに対してすんなりと試してみよと思ったかというと、自閉症のこどもにはこうした視覚化による指導というのが実際に行われていて、しかも効果を上げているからです。ちなみに自閉症というのは、決してうつ病などの心理的な疾患ではなくて、先天的に脳に器質的な障害を持って生まれてきたために、社会的相互関係の障害、コミュニケーション能力の障害、反復常同的あるいは執着的行動という症状が表れる発達障害です。

自閉症の方には、視覚的な刺激が聴覚的な刺激よりも反応が得られるということが多く見られます。自閉症に限らず、人間にとって視覚的なイメージというのは、情報として入力されやすい特徴を持っているようなのです。そうしたことを考えると、確かに怪しげな「宝地図」ではありますが、人間の特性をうまく利用していると考えられるのです。

まあ、私の場合は「夢を叶える」なんて大げさな気持ちはなく、単に普段の生活における目標を明確化したいのです。例えば、最近話題にしている沖縄移住をもっと明確に視覚化すれば、沖縄の海・空・そして町並みなどをコルクボードに貼れば、よし、沖縄ライフを送るためにも頑張ろうというふうにモチベーションがグッと上がるわけです。あれしたい、これしたいという欲望を、実際の行動に移すことが人生において何より大事と思っていても、その欲望が曖昧なイメージでは行動への刺激としては不充分なこともあるでしょう。

そういったことより、写真とかイラストをベタベタコルクボードに貼ること自体が楽しそうなんですけどね。


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