知らんけど

2003年08月05日(火) あるべきところにあれば...

散らかすのが得意です。片付けても2日で、元の散らかり状態に戻ります。

散らかすには原因があるはずだとずっと考えていますが、いまだに答えは出ません。もちろん、私のぐうたら加減が主な要因ではありますが、それにしてもぐうたらならばぐうたらなりに散らからない方法があるはずです。人間の生理に合わして機械の仕組みを合わせることをコンパティビリティーと呼ぶそうです。例えば、押して出るドアには取っ手をつけずに、引いてあけるドアにだけ取っ手をつけると、「押す」とか「引く」ってドアに書かなくて済みます。

聞いた話しですが、どこかの外国で市街地のど真ん中に芝生が美しい公園を作ったそうなのですが、1ヶ月もすると芝生を斜めに横断するように芝生がはげて獣道ができてきたのだそうです。どうも公園を斜めに横断した方が便利に感じる市民が大勢いたようなのです。そこで、その町の公園担当者は、その獣道をレンガで舗装して歩道に変えたそうです。これもコンパティビリティーの一つの例でしょう。

そんな例を出して、私が部屋を散らかすのとどんな関係があるかっていうと、部屋の中に置かれている物たちも、コンパティビリティーを念頭に入れて整理されていれば、片付ける努力をしなくても、散らかる事はないのではないか?ということなのです。例えば、私はCDをかけた後、必ずコンポの前にCDを積み上げてしまい、後で元々置いてあったラックの中に一斉に片付ける作業を行いますが、良く考えたらコンポの前に積み上げておくのが一番散らからない片付け方なのです。

そう考えると、部屋の中にある様々な物たちのあるべき場所というのがあるはずなのです。ということがわかっていながらそれを実践できないのはなぜなのか?そこが不思議なんですよね。やっぱり私のものぐさな性格が最大の原因なのでしょうか。


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