知らんけど

2003年06月10日(火) 大人を卒業

時間に流されている。最近、そんな感覚が強くて焦っています。朝が来たと思ったらもう夜だし、夜が来たと思ったらすぐに朝なのです。

年を取ったら時間が経つのが早く感じると言われますが、実際にそう感じています。確かにこどもの頃は、学校に行っても遊んでいても時間はとても長く感じました。楽しい時間も、嫌いな時間も、今よりは長く感じていたような気がします。なぜ大人になると時間が短く感じるのか?そうした話しはいろんなところでされいるのでしょうね。科学的に証明されるものなのか大変興味がありますが、誰か研究していたりしないのかな。

まったくもって非科学的な憶測ですが、恐らく大人はこどもほど物事に熱中していないのではないだろうか?ということを思います。何かに熱中している時って、熱中している間は永遠に時間があるような気がしませんか?はっと我に返って時計を見ると意外と時間が経っていなかったりするのです。3時間も4時間もやっている感じだったのに、実は1時間程度だったということ、私は何度か経験があります。

こどもの頃は、そういうことが日常で、大人のように我に返る瞬間なんてなかったですよね。時間に対する概念というか、観念というか、とにかく時間に対してそれほど意識が高くなかった。暗くなったから家に帰るし、眠くなったら寝るという生活でしたしね。こうした無邪気さが大人にはないのです。そうした無邪気さが、色々な経験や知識によって上塗りされて表に出て来なくなったのでしょう。また、大人といわれるには表に簡単に出てはいけない社会にいるのかもしれません。時代という側面もあるでしょう。

私は、無邪気さを取り戻したいと思うのですよ。上塗りしてきた経験や知識という垢をこすり落として、無邪気さを表に出したいのですよ。そして、とにかく物事に熱中していきたいのです。生きる目的とは?なんて考える暇がないほどに生きる事に熱中したいわけです。

もう、大人になる努力なんてしないことにしました。大人はもう卒業です。


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