風邪を引いてしまいました。喉の痛みに始まり、咳が出てきました。毎年、秋から冬にかけて慢性気管支炎を起こすのですが、そのときのようなひどさはありません。ただ、胸のあたりがむずがゆく、痰が出て咳き込みます。
風邪気味のせいもあるかもしれませんが、最近は授業が退屈で仕方がありません。一応、先生の話は聞いてはいますが、ほとんどノートは取りません。「ふ〜ん。」とか「へ〜。」というような、心を動かされるような事柄しかノートに記さないようにしています。これは風邪もありますが、もう一つ、私の心境の変化が影響しているかもしれません。とにかくやらされ勉強はしない方がまし。最近、強くそう思っているのです。
やりたいと思わない勉強はしない。というように心を決めると、何だか普段の生活の気持ちが楽になりました。そこで、前からやりたいなあと思っていてできなかったことをやり始めたのです。手始めに、ラフティングというゴムボートで激流を下る遊びをクラスで企画してみました。それから、学校の休み時間に将棋を始めました。というのも、私は将棋をしたことがないので、将来、臨床に出たときに患者さんとそれなりに対戦できるようになっておきたいと思ったからです。そして、近日中に、ビール工場見学ツアーの企画を打ち出す予定です。
やりたい事をやると書きましたが、実際には、私らしさを素直に出しているだけです。よく考えると、私はこういう人間だったのです。自分から何かを始めるということを楽しくできる人間なのです。事実、この数年間において、こうした自分らしさというものをすっかり忘れてしまっていたようです。もう、外部の圧力にやらされるという人生おさらばです。
自分らしく生きることを思い出して、退屈な授業を耐え忍びます。
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