知らんけど

2003年03月08日(土) 本質

試験が返ってきています。今のところ結果は上々で、とにかくパスさえすればいいと考えていた割にはよい成績です。しかしながら、短期記憶に頼って得た結果でこんな点数が取れていいのか?という疑問も湧き上がってきます。やはり試験で本当の能力なんて評価できませんね。

ある試験で、ことばの発達が遅れている子供が遊んでいるビデオを見せられてそれを評価するという形式のテストがありました。もちろん、ビデオでわかる範囲のこどものことばの状態や、遊ぶ姿からの運動発達や知的発達の状態などを評価するので、メモをとらなければなりません。しかし、そのメモが減点の対象になりました。答案用紙にメモを残してはいけない。それが先生の考え方だったようです。

ある生徒は充分に合格ラインの点数を取っていたにも関わらず、そのメモのおかげで20点引かれて再試験となりました。60点の学生と79点とってメモで減点されて再試験になった人の能力の差は一体何なのでしょうか。先生は何の能力を評価しようとしていたのでしょうか?先生の考えていることがテレパシーのようにわかる生徒を振るい分けるための試験のようにさえ感じました。

メモを残す事が良いとか悪いとかという考え方の問題ではなく、こうしたことがまかり通る評価体制というものに疑問をもちました。こうしたことは一例に過ぎず、この世の中には、こうした不合理なものが多いような気がしませんか?多くの人がそうした不合理なものに適応するために必死になって頑張らなければならないなんて、とても無駄なことです。何が本質なのか?表面的なものだけではなく、その奥にある人間の本質を評価してもらいたいですね。そして、私はそうした医療人になりたいです。

▼今日の日本政府の米英支持に関して
日本政府には戦争回避の方針をもってもらいたかったです。最近、私も含めた日本人の危機感の無さに諦めを感じる事が多々あります。まるで他人事みたいにニュース見てる自分がいるんですから。日本人は日本が攻められたらどうするのでしょうね。一目散に外国に逃げるのでしょうね。あまり難民を受け入れない国の国民が難民になるときが来たりして。それもお金はたくさん持った難民ね。笑い事じゃないんですが、現実味はまるでゼロなのが怖い...


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