知らんけど

2003年03月04日(火) 一瞬を生きる

実習先となる姫路の病院に行ってきました。私より2歳若い実習担当のバイザーは、非常にサバサバした感じの良いバイザーで、気兼ねすることなく結構話ができました。小一時間ほど話しが盛り上がりましたし、実習へも緊張無く入っていけそうです。何せ実習といわれるものは初めてですから、何かと不安がつきものだと思っていましたが、今日の対面でかなり不安は払拭されたような気がします。

学校の授業を途中で抜けて梅田から姫路まで電車で行きました。阪急電車と山陽電車を乗り継いで1時間半、途中に明石海峡大橋が見えました。先日の日記に書いた、NHKスペシャルで紹介されていた安藤忠雄さんの建築も見えましたよ。その電車に乗りながら色々と思いをめぐらしていたのですが、ふと不思議な感覚に襲われたのでそれを携帯に記録しておきました。

『姫路に向かう山陽電車の中。窓の外は海が見える。向かいの席には、若いリクルーター、妙な若作りをしたおばあちゃん、不思議な味を出している中年おじさん。窓から西日が差す中、太陽の偉大さを感じるととも、その偉大さとは裏腹に人生のはかなさを感じる。流れゆく時間は一定でも、人間の人生は好む好まざるを問わずに放物線状の時間として流れる。自分のちっぽけな存在に気づくと同時に、わずかな人生の時間に自分を偽る生き方はしたくないという思いがつのる。太陽の光は降り注いでいる。後はいかに自分の人生というはかない限られた時間を光輝く快適なモノにしていくか?なのだ。あるがままに生きないのであればどう生きる?私は私自身を太陽の光にさらして生きたい。』

別に詩にするつもりもなく、ただ思った言葉をそのまま残したのですが、自分にとって今日感じた事は非常に大事なことのような気がします。一瞬一瞬をどう生きるかということを初めて意識した瞬間でした。


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