知らんけど

2003年02月01日(土) 闘争心

先日、学校のスペシャルゼミという授業で「笑いと健康」という授業がありました。その中で、ガンを告知された人がその後どのような態度で病気と接したか?また、その態度の違いでガンの進行がどうなったか?ということが話題の一つでありました。笑いと健康については何にも記憶に残っていないのですが、この話題だけは非常に印象に残りました。

1、「ガンと闘うぞ!」という闘争心を持った患者
2、「今の状況を把握しよう」という冷静な判断をした患者
3、「もうダメだ。」という悲観的な判断をした患者

ガンの告知後、ガンの進行が一番遅かったの1番の「闘争心を持った患者」でした。ガンの進行が一番早かったのは「悲観的な判断をした患者」だったそうです。もちろん、統計的な視点からみた傾向ですから、個人個人ではまた違う結果があるでしょう。ちなみに日本人に一番多いのは2番の「冷静な判断をした患者」だそうです。私が今ガンだと告知されたら同じように判断をするでしょう。

アントニオ猪木が「今の若者は怒らなさ過ぎる!」と何かの番組で言っていました。確かに闘争心に火がつくことってほとんどありません。しかし、ガンではありあませんが、闘争心を持って物事に当たることも必要かな?なんて授業中に感じました。問題は何に対して闘争心を持つか?ということになります。今、身近に競争相手と思う人も居ないし、何とかそういう相手が欲しいなと思っています。

身近に居るとすれば、それは怠け心を持った自分自身なのかもしれません。


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