知らんけど

2003年01月11日(土) 息にまつわる話し

学校がありました。二時間目がスペシャルゼミという特別講義で、どこやらの先生が来られて音声記号について語られていました。非常に興味深いお話で楽しかったです。中でも興味深かった発声における呼吸についての話を書きます。

発声には弱いけれど長く続く呼気が必要です。なが〜く息を吐く技術がないと発声は非常に難しい行為になります。みんな何の意識もなく話しをしていますが、とてもすごい技術を使っているのです。しかしながら、個人差としてこの呼気の時間が長くできる人、できない人という風に差が出てきます。

長くできない人は、普段から呼吸の練習をする必要があります。その方法として先生が挙げておられた方法が二つあります。ひとつは「三つ鼻から息を吸い、一つ止めて、四つ口から息を吐く。」という方法。もうひとつは「座って、よわーく息をずうっとッ遠くの方へ送るように息を吐く練習」という方法。

一つ目は、スー、スー、スーと息を鼻から吸い、一拍息を止めて、フー、フー、フー、フーと口から息を吐くという事を、リズムに乗せて行うというものです。これは歩くときのリズムと合わせて行うと効果的だそうです。この方法で息をしながら歩くと疲れないそうですよ。2つ目は、例えば電車で座ったときに、前の席に座っている人に気づかれないように息を吹きかけるような感じで息をフーーーーーと吐くのだそうです。そして、それを大体15人くらいに吹きかけるつもりでやると効果があるそうです。

私もまだ試していないので、どのような効果があるのかは未知の世界ですが、一応音声の専門家を目指しているわけですからトライしてみるつもりです。


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