シナモンパンもレモンパンもナシ...mo_speedy

 

 

会津へ - 2001年12月30日(日)

ジュンコのおばあちゃん宅がある会津若松へ。

新幹線の指定席がとれなかったから、12:00ちょっと過ぎくらいから東京駅の新幹線
ホームで並んで待つ。
ジュンコが日経新聞を読みたいというので(石川銀行破綻の関連記事が気になって
いたみたい)、それとお茶を買おうとキオスクに行くにもひと苦労。
ホーム全体が混雑時の中央線の中みたいになってて、これが帰省ラッシュかー、と
他人事みたいに感心したりした。

先発の新幹線を何本も見送って、13:00発のMaxまで待ったら無事に席が確保
できた。
でも、最近ジュンコとあんまり話したくない感じだったので、一応寝ますと断ってから
目を閉じてその理由を考えてみた。

1時間くらいの旅を経て、郡山に到着。
だけど、まだ気持ちの中が混沌としていてうまく考えがまとまらない。

辺りは、軽く想像してはいたけど、すごい寒さと雪。
いつもなら見ただけで自動的にはしゃいでしまう雪も、今日は何だか気を重くする
方にしか作用しない。

あー、ダメダメ!
おばあちゃんやお義父さんお義母さんにはたまにしか会えないんだから、せめて
その間だけでも朗らかなお嫁さんでいたいのに。

郡山ではトランジット(って言ったら「乗り換えでしょ」って笑われた)で待ちが40
分以上あったので、ホームで待つのは辛いだろうということになり、ちょっと駅ビル
の中に入ってロッテリアで軽くごはん。
でも、気の重さが食欲を奪っていて、いつもなら余裕のリブサンドが半分も食べら
れなかった。

発車15分くらい前にホームに行ってみると、乗り換えの快速は結構な混雑で、
1時間と少しを立って過ごす。
でも、周りの人々を観察したりジュンコとポツポツ話したりしていると余り色々
考え込まずにすんで、却ってほっとした。
周りがどんどん雪の白一色になっていくのに、遠くまで来たなぁと感じた。

16:20頃終点の会津若松駅に着くと、迎えてくれたのは吹雪。
歩くのは困難そうなのでホテルまではタクシーで行くことにして、ちょっとだけ乗り
場で待ったら、もうそれだけで凍えてしまった。
雪国、恐るべし。

今回ホテルはネットでお願いしてあって、予約はメールのやりとりだけだったから
ちゃんととれているか不安だったんだけど、その旨申し出るとあっさりお部屋にとお
してもらえて安堵。
お部屋は、特におしゃれとかではないけど、去年泊まったワシントンよりずっと広い
し、暖房もきっちり効いていて満足。
最近ソファに憧れているらしいジュンコも、長いソファに座って満足げに「今日は
やってやってやりまくる!」とコメント。
いや、旅行に行くといつもそんなようなこと言って、結局は酔っ払って寝ちゃうん
じゃ〜ん、と思ったので、「ハイハイ、そうしましょ」と流しておいた。

荷物をほどいて重ね着するために持ってきた厚手のニットを羽織り、ストッキング
をタイツにはきかえて完全防備にしてからいざおばあちゃん家に。
雪はあいかわらず降り続いていたからホテルで傘をお借りして、今度は近いので
歩いての移動に挑戦してみる。

雪は朝から降り始めたらしいけど、それでこんなにも積もっちゃうの?というくらい
に深く、道に屋根に木々に、至るところに厚い層をつくっている。
去年、吹雪の中初詣にやってきた神明神社にも。





<雪国風情炸裂>






途中滑らないようにソロソロ進んでもなお転びそうになったりしながら、どうにか
目的地に到着。
沈みがちな気持ちを振り払って、できるだけ元気に「ご無沙汰してまーす!」とドアを
開けると、92歳を迎えてますますお元気そうなテルおばあちゃんと、ジュンコパパ&
ママが「お疲れさまー」と迎えてくださり、すぐにみんなでコタツに入った。
正しい日本の年末って感じ!

去年は大晦日から会津にやってきたのでもうお店がお休みに入っていて食べらなかっ
た憧れの「いせや」さんのウナギを、今年は間に合ったからといって予約してくださって
いると聞き感激。
東京のJR車内広告で見て以来、ほんとに食べてみたかったの〜!

18:00くらいまで近況などを話していると、ウナギが到着。
その他にも色々用意してくださっていたお刺身や煮物や、色々なおごちそうを運んで
(私はまさに運んだのみ・・・)、みんなでご飯をいただく。
憧れのウナギは、ふっくらとしていてとってもおいしい。
九州で一番好きな「川よし」か「天徳」のウナギよりは味が濃く、「北の味覚」って感じ
だったけど、これはこれで白ご飯と一緒に食べたら至福。

ジュンコは酒豪の父上とともに仕事の話をしながらものすごいピッチでビール3缶と
ワイン約2本をあけていたから「うわっ、やばいんじゃないの!?」と思ったら案の定
つぶれて、シラフの間は頑なに拒んでいた半纏を着てその場に寝てしまった。
その半纏はおばあちゃんのお手製だったらしく、それを着てもらえたって言っておば
あちゃんが喜んでいらしたのは良かったけど、それにしてもねぇ。
困ったさん。
何を言っても反応がなくなったので、とりあえずそのまま寝かせておきつつ私はお
義母さんと食卓を片付け、しばし団欒。

去年は水戸で中学校の同窓会に行って勝手につぶれて帰って来て玄関で大粗相!
寒い中、お義父上とふたりでデッキブラシ&ホース片手に予期せぬ大掃除をした悪夢
が脳裏をよぎる。
まぁ、大人しく寝てるだけならまだかわいい範囲内だわねぇ。

番茶やおみかんをいただきながら、おばあちゃんやご両親とゆるゆるとした話を続け
ていたんだけど、みなさま早寝の習慣のようなのでこれ以上長居するのはマズいの
では?という空気に。

なんとかジュンコ先生に起きてもらい、無理矢理ホテルに連行。
苦心して着替えてもらったけれど、よっぽど気に入ったのかソファで寝る始末。





<ああ、寝づらそう>






何年か前、バレンタインに張り切って横浜のパンパシにご招待したのに、やはりワイン
を飲みすぎたジュンコがソファで寝てしまった時のことを思い出す。
つくづく懲りない人というかなんというか。
どこかに泊まりに行くとロクなことにならないんだよね、いつもいつも!

うまくいっている時は「あら、しょうがない人ね〜(ラブ)」と思えるんだけど、
どうにも色々考えることが多いこの頃なので、意味もなく不安や無力感や虚しさや、
そんなネガティブな感情ばかりがどんどんわいてきてどうしていいかわからなかった。

明日は何とか笑い顔をつくれるように何度も練習して、それも嘘っぽくて嫌気が
さしたので無理に目を閉じて寝た。





<笑顔練習中>
<全然笑えてないから!>
<ってゆーか素顔ってどうよ!?>



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