シャンプー - 2001年11月12日(月) 今日、医師からシャンプーのお許しが出なかったらしいので、ドライシャン プーを持って病院に行った。 昨日の時点で結構不快がっていたのに、仕事のお蔭で夜まで待たせてしまっ て気の毒。こんな時ばかりは時間に自由な仕事だったら・・・と思う。 スプレー式のを買っていったので頭に吹きかけてなじませてからタオルで シャカシャカと拭こうと思ったら、「頭が揺れて気持ち悪い」とのこと。 ちょっと目眩があるので、少しの揺れも気持ち悪いみたい。 中断して「うーん困った」と思っていたら、肋骨を折って入院して来た方の 妹さんが「やりましょうか?」と声をかけてくださった。 なんでも、その肋骨を折ったお姉さんは東京で理容師さんをやっていらして、 妹さんもお母様と淡路島で美容院を経営していらっしゃる筋金入りの「美容 師一家」が運良く居合わせてくださったらしい。 ほっとして頼んでみると、母がすかさず「さすがプロ!」と絶賛。 頭はガクガク動かず頭皮だけが動く感じで、全然気持ち悪くないらしい。 母とふたりでしきりに感心。 頭を拭くって、簡単そうに見えても、やっぱり誰でもできるという訳じゃな いのねぇ。 何かのプロフェッショナルであることって、本当にすてき! 助けてくださって嬉しかったので「ありがとうございます」と言うと「お互 い様ですから〜」というお返事。なんていい人だ。 確かに、良く見ていると、同じ病室の中にいる人々には緩やかな連帯感が あるみたいで、みんなコマメに色々なものを貸しあったり、声をかけあっ たり、できないことを手助けしたりしている。 美しい! あまりに美しい。 ふだん、照れくさくて積極的に表面化させないようにしてしまっている「思 いやり」みたいなものが、惜しげもなく実践されていることに、だいぶ感動。 当然のように人に優しくできることがうらやましい。 「一体どうすればああいうふうにできるんだろう?」と思う。 世界中、万事あんな優しい調子でいけたらいいんだけど、どうしてできない のか(これって世の中がどうこというより、私の性格の問題かも)。 それにしても病院って、健康な時に訪れても色々考えさせられるなぁ。 何やら人間性が問われているようで、真剣に生きていないことが勿体無く、 申し訳ないように思えてしかたない。 -
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