憶えている - 2001年07月01日(日) 昨日朝まで遊んでたとはいえ、ねえさま方を戦慄させた爆音目覚ましをもろ ともせずお昼過ぎまで寝てしまったダメ女将。 朝食もロクに振る舞わず、ほんとごめんなさい。 ところで、今日で2泊してくれたフミエ&ヤエねえさまたちも帰ってしまわ れるのでしょんぼり。 どこか行きたいところがあれば東京観光に行った方がいいのかな、と思って 少し相談したけど特に思い当たるところがないようだったので、時間もハン パだし、家で『ELVIS総集編』を見ながら(一の湯に絶対行こうと決意!)、 出かける支度をのんびりのんびりする。 私がすることには余り関心を示さないジュンコも、今日は一緒に羽田までお 見送りに行くと言ってくれたので、4人で空港に向けて出発。 本当に誰もいなくなってしまうのが寂しくて、家のドアを閉めるのためらわ れた。また来てね〜! 品川経由、京急で羽田に向かう。 今更ながら、ねえさまたちのお仕事や家族のことなんかを聞きながら。 きちんと生きている人だけが持つ、美しい迫力のようなものを感じる。 見習いたい。 すごく余裕を持って出かけたつもりだったのに、着いてお土産を買ったら もうお茶するほどの時間はなくってそのまま別れる。 少しあっけなくって申し訳なかったかな。地下の学食みたいな『えぶりわん』 でジェラートでもごちそうしたかったのに。次回は必ず! あぁ、これで本当に何もかも終わっちゃったんだなぁ、と少しぼんやりして 立ち去りがたい気持ちでいると、ジュンコが折角だから展望台に行ってみよ うかと言う。 やたらセンチメンタルになっている私のことを気遣ったとかそういうわけじゃ なく、多分、単にこの前『ラブストーリー』の最終回で中山美穂がトヨエツ と笑いあっていた現場を見たいだけなんだとは思うけど、たまにはいいとこ あるじゃん!と感じる。 次々に離陸していくから、どれがねえさまたちが搭乗している飛行機か はっきりとはわからなかったけど、18:40近くに飛び立つJASに片っ端 から「またねー!またねー!」と思い切り手を振る。 そうすることで、信じられないほど楽しいことだらけだった3日間を、楽しい まま終わらせることができるかのように。 果たして、無心に手を振るうちに『3カウント』を聴いた後と同じく「ヤケ クソ気味に疾走したらいっそ爽快になった」というような状態になって、最 後には「明日からもがんばろう!」なんて前向きなことを思えたりしたんで した。 完璧に楽しく過ごせた時間を、きっといつまでも憶えている! その幸せな断片を、きっといつまでも、憶えている! -
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