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浄化装置の必要性を思う - 2001年06月07日(木) 本日、ジュンコは町田にて泊りがけの研修なので夜はひとり。 寂しいのでつつじヶ丘まわりで、母&ムーと一緒に晩ご飯を食べる約束を、 お昼休みにしておいた。 母は本日、ミカちゃんという若い女の子の知り合い宅へベビーシッターに 行っているけど、夕方には帰れるから、とのこと。 しかし、駅に着いて家に電話をしても不在のようで、留守電が律義に応答 してくれるばかり。気が付けば実家の鍵を持っていない私は家に入れない ので、駅前の書原という本屋さんで『HOOP』を立ち読みしてジェイソン・ ウィリアムズの不調に胸を痛めたりしつつ待つ。 きっと何かの加減で帰宅が遅れているんだろう。 試合前のタフな部活でクタクタのムー太郎から、もう疲れたからバスに 乗って帰っていいと思う?という相談の電話が入る。 雨の日はムー太郎を成城学園前の駅まで送って行き、帰りも同じ場所に 迎えに行くのが通例となっているようで、母が現れないために彼も同じ く成城で足止めをくらっているらしい。 ムーの話だと、だいぶ前にミカちゃん宅に迎えに来てくれるよう電話を 入れたら、母はすぐ出ると答えたとのことなので、雨で渋滞しているの かも知れないからもう少し待ってみれば、と返答しておいた。 母は携帯を持っていないので、すれ違うと却って面倒だし。 何にせよ、雨の日に外でいつ現れるとも知れない人を待ちつづけるという のは、なんだか擦り減ってしまうものだからムー太郎には気の毒。 それから更に30分ほどもして、駅近くまでやって来たムーより、ライフ 前まで移動するよう電話が入る。 待っている間に、むかーし奥ちゃんの実家で読ませてもらったために自分 では買っていなかった『アドルフに告ぐ』を購入する決心をしていたので、 急いでお会計を済ませて指定の場所に行くと、案の定ムー太郎は相当イラ イラしているようで、車に乗りこんでから「何食べたい?」と聞いても、 「勝手に決めて」としか言わない。 10日に試合があるのにレギュラーの先輩が足を痛め、更には自分も今日 の部活で少しおかしくしてしまったそうで、その上にかなり長いこと待たさ れたということなので無理もないか。 母がベビーシッターに行ったそもそもの経緯は、そのミカちゃんという人 のお母さまが危篤なんだけど、ミカちゃんには小さい子供がふたりいて、 思うようにお見舞いにいけないから、というもので。 それを知っているから、ムーも余り強くは物を言えなくて、それでますま すイライラしてるみたい。 こういう、やり場のない苛立ちって、どう処理していいかわからないもの だよねぇ。誰も悪くないから、結局自分の中で何とかするしかない。 どんなにドロッドロのものでも、最終的には飲めるレベルまでクリーンに してしまう高性能な汚水処理場みたいなものが、予め心の中に組み込ま れていればいいのに。 -
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