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偶然 - 2001年05月20日(日) 清瀬の都立久留米高校にてムーのバスケの試合。 朝9:15に家の前にあるガソリンスタンド前に立っているとムー太郎の チームメイト、カキモトくんの御両親が車でひろっていってくださるという 素晴らしい手筈になっているので、遅れないようがんばって支度。 でも早く着いたとかで、結局、先に調布でひろっていただいた母に呼びに 来られてしまった。焦った。 道もそんなに混んでいなくて、10:20からの試合には悠々間に合う。 今日は都立高校相手で、そこまで苦戦しなかったからか、いつもは「ほんと にいいの?」というくらい選手を交代させない監督が、ジャカスカとベンチ メンバーを投入。いつも見ているのとはまるで違うチームの試合みたいで、 それはそれで楽しめた。 2年生がたくさん出たから、3年生が引退した後のチームの感じもわかる。 初めて試合で見るイワタ兄弟(ふたご)やアカマツくんなど、みんな思った より上手。ムーも同級生のなかだからか、好きにプレイしている感じ。 おかげで、わざわざ見に来てくれてたムー太郎のバスケの師匠かつ私の 友達であるイマフクくんにムーの活躍ぶりを見てもらえて言うことなし。 試合後、ちょうどお昼時間だったので父兄がカキモト家カー&イマフクカー (何と運転手をしてくれた!なんていい人だ、イマフクくん)の2台に分乗 して近くの藍屋まで行き、みんなでごはん。 マグロ丼を楽しみつつあれこれと話して、長い時間を費やす。 イマフクくんって、学生時代は大人しくて知らない人と話すのは余り好き じゃないというイメージがあったんだけど、今日一緒にいた感じでは意外と 社交的。足かけ6年に及ぶ営業経験が彼を変えたのか? ・・・というよりも、学生時代のイメージが間違ってたのかな。 イマフクくんは、卒業後の方が学生時代より親しくしている数少ない同級生 だから、やっと本来の彼のことがわかってきたということなのかも知れない。 ほんとは昨日会ったダイちゃんやアッコちゃんに競馬に誘ってもらってたん だけど、この昼食会が思いの他長くてメインレースに間に合わないこと必至 だったので、行かずに家に帰る。 帰りもカキモトさんちの車にのっけて頂いて、家の前まで。 おかげさまで今日の移動はラクだったぁ。今度お礼しなきゃ。 家に入る前に、きっとまだ寝てるだろうジュンコが起きたら「パン食べたい」 とか言うだろうと思ってローソンに買い出しに行こうとしてたら、ちょうど ヒサシさんが赤いカブ号に乗って目の前を通り過ぎて行き、お互いビックリ した。吉祥寺のマコあん家から帰るところだったみたい。 その日、それぞれに全く違った調子で時間を費やしてきて姉弟が、ある瞬間 に同じ空間で擦れ違うって、なんだかおもしろい。 例えば、今日余りメンバーチェンジをせずにもっと早く試合が進んでいたり、 早々にごはんを切り上げたり、競馬に行ったり、帰りは電車にしたり、何か 一つでも今日を構成する要素が変わったならこの偶然はなかったはず。 そう思うとこの偶然の邂逅、そのために今日今までの時間を過ごしてきたよう な気さえして不思議な心持ちがする。 一生において何ら大きな意味などないんだろうに、なぜかふたりの全く別の 暮らしを一瞬交差させてみるなんて、神様はよっぽどイタズラ好きなんだなぁ。 -
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