ハタラキアリに憧れて - 2001年03月23日(金) 朝、キオスクでNBA特集の『Number』を買って井の頭線で読みながら会社 に行こうと思っていたら、電車乗る前に通る最後のキオスクでは売り切れ。 さっき通り過ぎたところでは売ってたのが見えたけど、引き返していたら間に 合わなくなる可能性が高いので泣く泣くそのまま8:58分の急行に乗る。 やっぱり最初に目に付いたキオスクで買うべきだった! チャンスの見極めができない自分にいささか辟易しながら会社へ。 学生時代まったく無計画に勉強する(というより、ふだんは全く勉強しない) タイプだったので、会社勤めをするようになって初めて身につけた概念に 「期次」や「月次」や「週次」というものがある。 要するに、「今期(または月/週)中にこれをやる」という考え方が、ここ 数年でようやく理解できるようになってきたということなんだけど。 しかし、慣れないためか(嘘。ほんとはルーズで現実逃避ばかりしてるから)、 期末・月末・週末は必ず今までのツケを払い、猛スピードでいろんなことを 片づけるはめになる。 その3つの「末」が重なる今日はまさにバタバタすること必至の日で、朝イチ からいきなり期日通り終わるかどうか微妙な仕事を抱えて疾走せざるを得ない。 全ダ連なのにさ。 ぐったり疲れてしまったけど、それもこれもまんべんなく頑張っておかなかった 自分が悪いんだから仕方ない。 小さい頃、何度も『アリとキリギリス』を読んだはずなのに、何も学ばなかった なんて。ほんと、ばかだなぁ。 なんだか、もう知ってることとはいえ自分がめちゃくちゃダメ人間である旨の 通達状をつきつけられ、「ハイ、ハンコここに押して」と念入りに再確認作業 をさせられたような一日でへこんだ。 ま、でもせっかく一週間乗り切ったんだし、帰りも売り切れだったら困るので お昼休みにブックファーストで買っておいた『Number』を読んで、いや なことは全部忘れて楽しい週末を迎えよう。 ・・・はっ! この「全部忘れて」という考え方がいけないんだったじゃん。 所詮キリギリスに生まれついた人間は、アリにはなれないのかなぁ。 -
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