ムー太郎びより - 2001年02月25日(日) 起きたら13:50。 ムー太郎は11:00頃に起きたとかで、パンも食べ終わりダイニングの椅子のひとつに 座り、もうひとつの椅子に足先を乗せてすっかりリラックスムード。 ジュンコは今日13:00に会社着、と言っていたのでもういないだろうと思いながら 念のためジュンコ部屋に行くと、まだ余裕でぐっすり眠っていた! 慌てて起こして送り出す。 今日はいいお天気で、ほんとなら国立競技場に行くつもりだったので寝坊を残念に 思いながらTVでラグビー日本選手権の決勝を見る。 元木に思い入れなどないことだし、世論では有利と言われている神戸製鋼ではなく、 断然サントリーを応援する。 何と言ってもサントリーには永友さん(学生時代からよーちゃん、って勝手に呼んでる) のみならずボールが彼に渡るだけで何かやってくれそうな斉藤くん、サントリー ではリザーブだけど、ちびっこながらセブンス(7人制)のオールジャパンには入って いる田中くんなど、好きな選手が沢山。 ムー太郎と共に副音声のルール解説モードにして見る。 試合は一進一退の白熱した展開で、思わず「よーちゃん!」「あぁっ、そっちはダメだ! 斉藤くん!!」などと言って、ジュンコが見たら「あーたよく他人の事にそんな入り こめるにゃー」というだろうほどにエキサイトしてしまう。 結局、試合は同点のまま後半のロスタイムへ。 最後、かなり距離のあるペナルティ(入れば3点)をよーちゃんがはずし、史上初の 引き分けで2チーム優勝という結果になった。 見てるほうはすごくいい試合で、負けなかったし楽しめたんだけど、最後に映った よーちゃんが抜け殻のようになっていたので心配。元気出して!優勝なんだし!! ムー太郎も熱心に見入っていたので「ラグビーに転向すれば?」とすすめてみたけど 「痛いからムリっ」と言われてしまった。残念。 少しして興奮が冷めた頃から勉強開始。 英語のLESSON10〜12を全訳していく。 高校1年くらいだとまだほとんどパッと分かるので、私は昨日母に言われたパールの ビーズ指輪をほどいて2列を4列に編みなおしながら、ムー太郎が1文ずつ読んで訳す のを聞く。 訳がおかしいところを訂正・解説しながら一通り訳し、章末のコンプレヘションや グラマーの問題なども次々片付ける。 ムー太郎のテスト勉強に付き合う度に、いっそ私に試験受けさせてくれないものかと思う。 ムー太郎のかわりとかではなくて、単に実力テストみたいなノリでもいいから。 どの単語が前の課のどの辺に出てきたとか、このフレーズはどこそこでも使われて いたとかもムー太郎が驚くほど覚えているし、ひとつの文から他の形に書き換えたり 他の言い回しで言ってみたりということもどんどん思いつくので、これをどこにも 活かせないのが惜しくてならない。 あ、テスト問題作るのでもいいかも。 しかし、肝心のムー太郎はいつもその場ではだいぶわかるくせに、テストとなると 全然正解を用紙に記すことができないようだ。 本人曰く「勉強に対する向上心がない」ということだけど、もっと単純に彼には運動神経 があって勉強神経がいまいとつ、というだけのことだと思う。 ほんと、人には向き不向きがあるもんだと感じる。 確かに学生時代勉強ができないのは多少つらいかも知れないけど、過ぎてしまえば そんなこと関係ないんだ。 ムー太郎は素直でいい奴だし、適当におもしろいし、見た目もまぁまぁかわいらしいし、 働き者だし、体力もあるし、更にはバスケもうまいんだし。 中途半端に勉強が得意だった私なんかより絶対まともな大人になると思う。 だから、負けるなムー太郎! おねえちゃんは、ムー太郎のオフィシャルスポンサーです!! というわけで、今月はお給料日が早かったので1万円のお小遣い(私が就職して以来毎月 あげている。中学の頃は3千円だったけど)を渡してムー太郎を家に帰し、2月最後の 週末は過ぎていった。 -
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