全てあるべき方向へ - 2001年02月20日(火) お昼休み、ギターを下見に行く。 まずはあらゆる楽器が年中安い、でおなじみのハンズ近くの石橋楽器へ。 狙うは小沢君が使ってるGibsonの’68年製J−50! しかしその辺の年代のは30万円くらいするので、ひとまず近年製のを見てみると ¥161,000!買えなくはないけどこれも結構なお値段。 やっぱり初心者はとりあえずコミコミ¥20,000以内くらいのエレアコでも 買うべきなのか。 かなーり悩みながら、今度はタワレコの横の黒澤楽器へ。 途中、今はもう辞めて三重県に行ってしまった元同期の涼くんにそっくりな人が いたので「あれ、東京に帰ってきてるのかな?」と思ったらユースケ・サンタマリア さんだった。まじそっくり。前から涼くんを「リョンスケ・サンタマリア」と呼んだり してたけど、あそこまで似てるとは!良かった、声かけなくて。 ちなみに市川染五郎さんもいたけど、あまり精彩がない感じだった(余計なお世話)。 黒澤楽器では、J−50の近年モデルは¥169,000。 やはりどこもそんなもんなのか。 すっごい真剣に悩みながら眺めていたら副店長さんが話しかけてくださったので、 「小沢ファンで、ミーハー心丸出しと知りつつJ−50が欲しくて来たんです」と 言うと意外な話を聞かせてくださって感激! その話というのは、何と以前小沢くんにその方がギターを売った時の話で。 その時買ったのは違うギターだけど、小沢くんはJ−50をJames Taylor に憧れて手に入れたと言ってたそうな。 更に、昔のギターは初心者だとメンテが難しいという有益情報も得て、なかなか 実り多い下見。 なんか、久しぶりに小沢くんに関する新しい情報を聞いたからか嬉しくて嬉しくて、 会社に戻るのも鼻歌寸前のいい調子で軽やかな足取り。 いつもは塔の地下で粉を挽くために鎖でつながれてぐるぐる回るのをイメージしながら 戻るというのに、えらい違いだ。 しかもタワレコの前を過ぎる時、明日くるりスペシァルデイで、何らかのイベントが 行われることを知る。 勢いでスイスイと午後を過ごし、吉祥寺ロンロンの本屋で満智子先生の『風ごよみ』 が発売になってるのを発見し、買ってから帰宅。 この本、読んでみたら小学生の頃のコレクションにあったことが判明。 主人公が婚約者がいる男性と好きあっている話で、こんなのあの当時わかって読んで いたかどうかは甚だ疑問だけど、とにかく読んだことがある話だった。 読後、何となく形が気に入らなくて何度も作り直しているゆびわ作りに再挑戦。 今日はうまくいって遂に完成。 黄色っぽい淡いゴールドと透明な薄い緑の組み合わせで、彩りもきれいにできる。 0:00頃サイちゃんと電話して、明日のくるりイベントについて話し合う。 行けたら行こう!という結論。またひとつ楽しい予定が入って嬉しい。 1:00過ぎ、ジュンコがものすごくおもしろいことを言っていて、声をあげて笑う。 その「おもしろいこと」が何だったのかを今どうしても思い出せなくて悔しいけど、 何にせよ知り合って7年くらいが経って、今ほんとにラクで穏やかでいい関係に なってきたように思えて、嬉しくなる。 うまい具合にころがる日は、何もかもが勝手にあるべき方に流れてく。 いつもこんなふうだといいのになぁ。 -
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