シナモンパンもレモンパンもナシ...mo_speedy

 

 

コミック狩り - 2001年01月31日(水)

今日で卓上カレンダーの青い北川悠仁氏とお別れ。もう2月か。

今日はいっぱいモノを買った。

HMVにてCDと本。ダブルスタンプデーだからはりきって。
はやりものなのでいかがなものかとは思ったが、LOVE PSYCHEDELICOのアルバムと
m-floのシングル。あとはずーっと買い逃してたビートルズベストと『This is
the JERRY LEE PHANTOM』、テープでしか持ってなかった小坂忠の『ほうろう』。
本は新しい『TV Bros.』と浦沢直樹の『20世紀少年』の4巻、大好きな古屋兎丸の
新刊『Marieの奏でる音楽』上巻(あ、本と言っても雑誌とマンガだけだった)。

今まで上のレコファンには行っても、何となく敬遠し続けていたBEAMの地下2階に
ある渋谷のまんだらけにも勇気を出して行ってみる。案の定ヤバそうな雰囲気
(中野の方がずっと入りやすいから、やっぱりホームは中野にしたい)だった
けど、とにかく学園漫画が読みたい!と思い『恋カタ』でおなじみの永田正実さん
の1巻モノを3冊と、学園とは全くもって縁遠い『クレオパトラ』とかなのに、
満智子先生の作品もまた3冊買ってしまう。
満智子作品はたいてい題材やテーマが似ていて、ストレートに「愛」を扱った
ものが多いのでライトでイージーな時代の気分とはズレているんだろうと思う
けど、どうしても読みたくさせる何かがある。
まるで自分が本能的には求めている人としての誠実さ、一途さ、健気さ、そんな
ものの美しさを真正面から投げ込んでこられるよう。
読むと、表面的なスタイリッシュさを優先させて生きることがどんなにうすっぺら
でつまらないことであるかを感じさせられる。かといって庄司陽子ほどは説教臭く
なく、その点も好き。

また、Book1st.にも行ったら『ぶっせん』の4巻が出ていたのでそれも購入。
帰りの電車で早速読み始めたけど、笑ってしまって恥ずかしい。
三宅乱丈さんって、新人らしいけどすごく上手。
走りすぎず、脱力しすぎず、分かり易すぎず、かといって難しくなく。
もっと『ぶっせん』を読んでいたいけど、他の題材で何か描いたものも読んで
みたい。

あと2日したら『テニスの王子様』7巻が出るから、また本や巡りをする計画を立てつつ、
こんなに色んなものの発売日を気にしながら生きてるなんて、私はよっぽど漫画が好き
なんだなぁと実感する。

しかし、新世紀の始めの月を総括する一日がこんなことでいいのか?
いかにも象徴的ではあるけど、やっぱりちょっぴり考えちゃうのでは、ある。


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