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2006年07月20日(木) ラーメンミックスの記録 その1

 最近はなんだか料理をする意欲が湧かない。昨日は外食したし、今日もお腹はすくんだけれど何を作っていいかさっぱり思い浮かばない。そこで帰り際に職場の人たちに「私の今日の夕食は何にしたらよいでしょうか」と尋ねてみた。いくつかの案が出されたが、私の心の琴線に触れたのは次のような話であった。

 「インスタントラーメンを何種類もごちゃまぜに煮て食べるとすごく美味しいって、この間ぐっさんがテレビで言ってましたよ。人数がいないと出来ないですけども。」

 実は私はぐっさんが嫌いではない。好きと言っても過言ではないくらいだ。さすがに私が好きな人だけのことはある、なんて面白そうな話なのだ。瞬時にして今夜の夕食はこれにキ・マ・リ! 問題は私が一人暮らしだということだが、幸いにして私は「のびたインスタントラーメン」が決して嫌いではない。好きと言っても過言ではないくらいだ。3種類くらいが限度ではあろうが、明日「のびたインスタントラーメン」を食べる覚悟で、なんとしても決行するぞ。

 さて何を混ぜるか、だ。初心者でもあることだし、今日のところは同メーカーのミックスにしてみるか。3種類と考えるとまず思い浮かぶのはサッポロ一番の塩・しょうゆ・味噌であろう。それぞれ一個ずつ買ってきた。インスタントラーメンを3個いっぺんに作るのは初めてで、お湯を1.5リットルも沸かすことに少々びびる。大きい鍋じゃないと。同メーカーなので、麺は見たところ全て同じようだ。3分経って、さあいよいよスープの投入である。すごく勇気が必要だった。でもぐっさんが美味しいって言ったんだ、きっと大丈夫!と、真夜中の弥次さん喜多さんでのドラァグクイーン姿のぐっさんを思い浮かべながら塩・しょうゆ・味噌全てのスープを投入し、勢いでそれぞれに付属していた切り胡麻・コショウ・七味も全て鍋の中へ。

 で、どうだったのかといえば、さすがに私が好きな人が言っただけのことはある、旨かったのだ。何味かといわれると困るのだが、いちばん近いのは「いわゆるラーメン屋ではなくて中華料理屋のラーメン」であろうか。インスタントでこういう味、ありそうで無いような。今後、時々実験を重ねて行こうかと思う。次は異メーカーミックスだ。そしてとんこつや辛い系もやってみよう。きっとどこかに黄金の組み合わせが見つかるのではなかろうか。10種類くらいのミックスもやってみたいが、そのためには寸胴鍋と、物好きで冒険心溢れる10人の人たちを用意しなければならんぞ。でもいつの日にか必ずや。


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