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2004年04月22日(木) 文字思考

一日おきのペースに戻りつつある日記です。ここ最近落ち着いた暮らしをしておりまして。

だいたい平日は6時過ぎに帰宅、二胡を持ってカラオケボックスへ。一時間弾いて8時頃に帰宅。ご飯食べてお風呂入ってビデオ観るか本読んでたら12時前には寝ちゃってた、ていうパターンが続いています。週末は一日は出かけて一日はこもる。大変規則正しい日々です。

それでも書こうと思ったネタはいくつかあったような気がするのですが何だったかすぐに忘れてしまうのです。寝てばかりいるからでしょう。唯一、前に書こうと思っていた「文字思考」のことを思い出したので忘れないうちに書いておきます。

私は文字で思考します。

モノを考える時や記憶する時に、音声でもなく映像でもなく、文字を思い浮かべています。頭の中にスクリーンのようなものがあって、そこにワープロのごとく文字を連ねて考えているわけです。言葉を思い出そうとするときは、そのスクリーンに文字を呼び出して、それを読むことで思い出すのです。

ワープロが普及する前からそうやって考えていたので、ワープロやコンピュータのエディタなどは非常にすんなり使えました。思考と文字が直結したので嬉しくてしょうがなかった憶えがあります。まあこれについては、子供の頃から家に英文と和文のタイプライターがあって、それをオモチャにして遊んでたのが原因かもしれません。

他の人は必ずしもそうやって考えているわけではないと気付いたのは、言葉の思い出し方について人から指摘を受けたからです。

思い出しそうで思い出せないような言葉、例えば「ポロロッカ」という言葉がちょっと思い出せないというような時、私の頭の中のスクリーンには「ポロロッカ」という文字が映し出されてはいるのですが、所々ぼやけている状態なのです。だから思い出せないとはいっても、「カタカナ5文字くらいで、最初はポで、小さいッが入っている言葉である」というくらいのところまでは判るのです。で、そのぼやけたところが不意にハッキリと見えた時に「思い出した」となるわけで、思い出してみるとやはり何となく字面は合っているのです。

それが奇妙だと人に言われて、初めて違う思考方法の人もいるのだと気付いたのでした。なんというか、カルチャーショックでした。

これを読んでいるあなた、あなたはどうやって考えていますか?


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