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2003年03月02日(日) すもももももも桃の節句

おだいりさーまとおひなさまー、今日はたのしい雛祭りー。終わり。
何度歌ってみてもこうなってしまう。おかしい。
今日のスーパーマーケットは、雛祭りの歌エンドレスである。スーパーで流れているのはインストゥルメンタルなので、頭の中では歌詞不明のメロディだけがぐるぐる回っていて気持ち悪いことこのうえない。しかもメロディが恐ろしくダークである。「通りゃんせ」と肩を並べる暗さ。さみしーい気持ちになってしまったではないか。

まあ、2月14日から3月14日までの間は、雛祭りくらいしか販促ネタは無いのだろう。そう思ってちょっと調べてみたら、今日3月2日は「遠山の金さんの日」だそうである。販促ネタにはちょっと辛いか。そもそも何だそれは。なになに。遠山金四郎景元(遠山の金さん)、江戸北町奉行となる(1840)。ほんとかぁ〜?

金さんが実在の人物だったことにショックを受けつつ、雛祭りの話。
私の実家では端午の節句と桃の節句は無視されていたので、人形も無かったし何かお祝いをしたという覚えも無い。だからどういうしきたりで何を食べたりするのか全く知らなくて、スーパーで何を売っているのかまじまじと観察してしまった。なんか毒々しい色のあられ。これがひなあられってやつか。ひし形の容器に入ったちらし寿司。これもすんごいピンクのでんぶが乗っている。おもちゃが付いてたりする。なぜかケーキ。クリスマスのサンタクロースが小さなお雛様の人形に変わっただけと思われる。

そして今日の一番の驚きは、ハマグリ。いつもの10倍くらいの量が売られている。雛祭りにはハマグリのお吸い物がつきものだそうである。知らなかった。何か深い意味がありそうだけどあんまり深追いするとエロオヤジみたいなネタに行き着きそうなのでやめておく。

しかしあんなに大量のハマグリを売っているのはちょっと凄まじい光景だった。思わず「あー江ノ島とか千葉あたりのしょぼくれた海の家で焼きハマ食べたい」などと思ってしまったことよ。あ、まだ寒いですか。そうですか。


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